融資金利も上がる…1500兆家計の借金『時限爆弾』

【韓国のニュース翻訳】

アメリカ金利0.25%ポイント追加引き上げ

  • 韓米金利格差0.75%ポイント拡大
  • 住宅ローン金利、近日中に5%突破可能性
  • 信用度の低い脆弱借主149万人『雷管』懸念

米国が今年に入って4回目の基準金利引上げを実施した。来年には「速度調節」を示唆したが、2度の追加利上げも予告した。これと相まって、韓国の貸出金利も上昇傾向が続くと予想され、1500兆ウォンを突破した家計負債などはあちこちが薄氷の状況だ。

米連邦準備理事会(FRB)は19日(現地時間)連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、基準金利を年2.25~2.50%に0.25%ポイント引き上げた。韓国銀行が先月、基準金利を引き上げ、縮小した米韓の金利格差が再び0.75%ポイントに広がった。

韓国国内の家計負債は、2018年9月末現在で1514兆4000億ウォンだ。金利上昇期には脆弱階層の債務返済の負担が急激に大きくなる。韓銀が20日、国会に提出した「金融安定報告書」によると、3行以上の金融機関から融資を受けた多重債務者でありながら、低所得(下位30%)または低信用(7〜10等級)の脆弱借主149万9000人貸出し額は85兆1000億ウォンに上る。これらの総負債元利金償還比率(DSR)は67.6%だ。元利金の返済額が年間所得の70%に迫るという意味で、全体平均(38.8%)を2倍近く上回っている。

とりわけ貸出金利の上昇が今後も継続する可能性が高い。先月17日に発表された11月COFIX(コフィックス:資金調達コスト指数)は残高基準と1.95%で3年ぶりの最高値だ。ここには、今回の米国の政策金利引上げなど追加引上げ要因は反映されていなかった。COFIX連動住宅担保貸出金利が引き続き上昇が予想される理由だ。主要都市銀行の残額基準COFIX連動住宅担保貸出最高金利は同日基準でKB国民銀行4.82%、新韓銀行4.60%などだ。近日中に5%突破の可能性も噂されている。

キム・ヒョンシク国民銀行 WMスター諮問団 PBチーム長は「米国が来年も2度も金利引上げの可能性を示唆したため、韓銀も基準金利追加引き上げの圧迫を受けるだろう」とし、「市場金利がさらに値上がりする可能性が大きいだけに、融資規模を減らさなければならない時」と助言した。


【注:DSR】
総負債元利金償還比率(DSR、Debt Service Ratio)は、借主の返済能力と対比した元利金償還負担を示す指標として、「借主が保有するすべてのローンの年間元利金返済額」を「年間所得」で割って算出される。

【注:COFIX】
銀行の資本調達コストを反映した住宅ローンの基準金利として2010年2月から導入された。この指数は、銀行連合会が毎月1回、8つの都市銀行(農協、新韓、ウリ 、韓国スタンダードチャータード、KEB、中小企業、国民、韓国シティ)から定期預金、定期積金、相互掛金、住宅掛金、CD、買い戻し条件付き債券、表紙手形、金融債などの資本調達商品の関連費用をまとめて算出する。


 

参照元:ソウル新聞
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=263&oid=081&aid=0002965075

所得の70%を借金返済に当てている脆弱借主」の記事を読んでいて、

  • 脆弱借主は、人口(or全世帯)の何%なのか?
  • 脆弱借主の負債は、全家計負債の何%なのか?

ということを疑問に感じていたところにアメリカの金利引き上げのニュースに疑問を解く内容が、紛れて入っていました。

  • 韓国の人口(2017年):51,635,256人
  • 韓国の世帯数(2017年):19,673,875世帯
  • 経済活動人口(2018年11月):2809万人
  • 韓国の全家計負債(2018年9月末):1514兆KRW

記事の内容と上記内容をまとめると以下のようになります。

脆弱借主 全体(経済活動) 割合
人口 149万 5163万(2809万) 2.9%(5.3%)
負債 85兆KRW 1514兆KRW 5.6%
  • 経済活動人口1人あたりの負債:5,391万KRW
  • 人口1人あたりの負債:2,932万KRW
  • 1世帯あたりの負債:7,697万KRW

微妙に取得データの時期が違いますが、1世帯あたりの負債が日本円で760万円って、結構な負担ですね。

 

記事内のCOFIXについて用語の説明は入れましたが、実際の動きがわかるように過去5年のチャートを用意しました。(クリックすると大きくなります)

2013年頃と比較するとまだまだ低金利だと思いますが…

 

家計負債の詳細についてはこちらの資料をご覧ください。
韓国家計負債 参考 アメリカの利上げに関するニュースBBC(日本語)

 

 

コメントを残す