2019年8月韓国雇用動向

2019年8月 韓国統計庁発表雇用動向

昨日、韓国統計庁から「2019年8月の雇用動向」が発表されました。

参考 2019年8月の雇用動向韓国統計庁

すでに日本でも数字を取り上げているニュースサイトや2chまとめなどもあると思います。

参考 韓国の8月失業率3.0% 前年同月比1.0P改善(日本語)聯合ニュース韓国統計庁

 

そこで、こちらは「2019年8月の雇用動向」レポートの詳細をご紹介していこうと思います。

15歳以上の人口と経済活動人口

クリックすると拡大します。(以下同じ)

15歳以上人口が男性19.7万人・女性13.8万人増加しています。しかし、女性の経済活動人口が14.2万人増加しているのに対し、男性の経済活動人口は3.4万人しか増加せず、非経済人口が16.3万人も増加しています。

男性の15歳以上人口増加分の82.7%が非経済人口に流れてしまったということですが、15歳になった学生さんが増えるのだから…と言いたくなりますが、それならば、女性の場合は、なぜ非経済活動人口が減少しているのか?という疑問が…

 

年齢階層別 経済活動参加率

そこで、年齢別の経済活動参加率(人口に対する経済活動人口の割合)を見ると…男性は60歳以上だけが参加率が増加して、他の年代は皆参加率が減少しています。それに対して、女性は、20代・40代の参加率は減少していますが、全体的に増加しています。特に50歳以上の参加率増加が目立ちます。

 

就業者と雇用率

経済活動人口のうち、実際に働いている人を就業者と言いますが、赤字にしていますが就業者数が45.1万人増加したのですが、文在寅大統領就任後2番目に大きな増加となっており、韓国国民から驚きの声が上がっています。

そこで、就業者数増加の詳細を見ていくと…

 

年齢階層別 就業者と雇用率

就業者増加数に占める60歳以上の増加数の割合が86.9%もあります。就業者数が増えたと言ってもご高齢の方のお仕事が増えただけとも言えます。ただ、韓国は日本以上に年金制度が脆弱なので、ご高齢の方のお仕事問題(収入問題)は大切なのです。

 

業種別就業者

産業別に見てどの業種で就業者数が増加したのかを見ていきましょう。

製造業の就業者数減少が目立ちますが、先進国ならどこでも見かける現象ですが、韓国の場合は減少の勢いが早いというのが韓国の経済学者の意見。ご高齢の方が、宿泊飲食・福祉関係などの就業者数が増加に貢献しているのでしょうか。宿泊飲食関係の就業者数の増加は、中国からの観光客が増加傾向にあるからとのこと。

 

労働時間別就業者数

増加した就業者数は、1~17時間までの方(短時間)と36〜52時間までの方(長時間)に大きく2グループに別れたようです。短時間の就業者は社会福祉関係の方、長時間の就業者は宿泊・飲食関係の方がそれぞれ就業者数増加に貢献したのでしょう。

 

失業者と失業率

こちらが今回韓国では驚きをもって伝えられた失業率…3%

失業率の推移グラフをご覧いただきたいのですが、文在寅大統領就任後もっとも失業率が低い!しかも、急降下!

 

年齢階層別失業者と失業率

若年層の失業者数・失業率増減ものすごく改善された?よう。

 

非経済活動人口

非経済活動人口は、男性が増加しており、女性は減少したという話は、この記事前半でお伝えした通り。

 

活動状況別非経済活動人口

家事従事者が減少して、”その他”が激増。。。休職(1年以上働いていない人)と就職準備生が増加慕おことになります。

※休職という訳が適切か疑問が残ります。”休み”あたりが適切なのでしょうか?日本だとニート?

 

年齢別休職人口・就職断念者

満遍なく休職者がおります。

 

体感失業者率

一般・青年ともに体感失業率が急落しています…驚

 

まとめ

レポートを読む限りでは、この失業率の低さは驚きなのですが…

  • 経済活動人口が、”女性”・”高齢者”のおかげで増加
  • 女性が就くことが多い、飲食・宿泊系の就業者数が増加
  • 高齢者が就くことおが多い、社会福祉系の就業者数が増加
  • 男性は経済活動から離れた非経済活動人口に参入された人が増加(失業率に反映されない)
  • 短時間労働者増加傾向

などから考えると失業率が減ったこと自体は政策の効果のような気がしますが、雇用の質という面では、あまり嬉しい傾向とは言えないのではないでしょうか?

 

政府の会見では、政策の効果だと大喜びの政府関係者がいました。

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