韓国GM労組、全面ストライキへ…交渉長期化の懸念

韓国GM労組、結局お盆直前「全面ストライキ」…交渉長期化の懸念

9〜11日、「すべてのドア封鎖」全面ストライキ、労働組合「使用者側の一方通行」…秋夕以降執行部選挙が続く

韓国GM労組が秋夕連休前の3日間全面ストに乗り出す。工場出入口を封鎖し、全面ストの効果を高めるという腹案だ。一部では、労組執行部の選挙などで交渉が長期化するという懸念が出ている。
※秋夕(チュソク):日本のお盆のようなもの今年は9月13日が秋夕

 

門を封鎖し、9〜11日に全面スト…労組 “会社の一方通行”

6日、自動車業界によると、韓国GM労組は今月9〜11日に全面ストを実施する計画である。労組は、その期間仁川富平工場の西門を除くすべての門を封鎖して、組合員の出入りを制御する予定である。

労組は、△全組合員企業立ち入り禁止△常務執行委員と代議員全員を各門に配置し、アクセスコントロール△承認された必須要員を西門で名簿を確認した後に、出入りさせるなどの闘争指針を下した。秋夕連休期間も労組幹部が各門を制御し、現場をパトロールする計画だ。

労組は、今月2〜6日を誠実交渉期間に定め、会社が書面で新しい一括提示案を出さなければ全面ストすると述べている。しかし、同社は、既存の交渉で提示した内容に加えて提示することがないという意思を貫いている。

労組は「すべての事態は完全に会社側が責任を取るべきだ」とし「使用者側の判断ミスに果敢な闘争で対抗すべきだ」と強調した。続いて「労組を無視して一方通行するGM資本に堂々と対抗しなければならない」と主張した。

労使の対立は張り詰めている。労組は△基本給5.65%(12万3526ウォン)引き上げ△成果給250%△士気高揚激励金650万ウォンを要求しており、会社側は賃金凍結と成果給と奨励金支払不可の立場を守っている。これに加えて、労組は福利厚生の回復も要求している。

同社はまず「今年損益分岐、来年黒字転換」のためには、労組のニーズに対応することは困難方針だ。同社の関係者は「労組に会社の立場を継続して説明した」とし「今、会社の状況が良くないことを理解してほしい」と話した。

 

お盆終わったら、休日と執行部選挙が続く…団体交渉年越しの可能性も

業界では、韓国GMの今年の団体交渉が年を越しかねないという観測が出ている。

韓国GMは秋夕連休が終わって団体協約に基づいて16〜17日も休む。続く連休に休暇者が多く、秋夕連休直後に交渉が難しい状態だ。

9月末に入ると次期執行部の選挙準備が開始される。10月中旬頃執行部選挙が終われば引継ぎと労組幹部の選挙も続くため、事実上すべての交渉が2ヶ月ほど停止する。

業界関係者は「韓国GMは、他の企業よりも年末連休が長い方」と「お盆が過ぎて執行部選挙が始まると、年末までは、交渉が難しく労組と会社双方に負担になるだろう」と述べた。

Money Today
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=008&aid=0004274721


外野が見ると、韓国GMの交渉が進展しないのは、労組側に問題があるような気がしてならないのですが…韓国GMはルノーサムスンとは異なり赤字を垂れ流している状況で、”記憶では”毎年500〜600億円前後の赤字を出しているはずです…と思い以前使った資料を引っ張り出してきました。

韓国GMの営業利益推移

このような状況で、2019年はさらに売上が減少しているので営業利益もさらに悪化する可能性がある状況で、労組側の異常な賃上げ等の要求…

 

GM本社の経営自体もよくなく、また、韓国GMは韓国の公的資金が投入されたので、会社を捨てて逃げ出せない状態ですが、労組が暴れまわる韓国で輸出車両の生産を積極的に考えるかというと…どうでしょうか?この点はルノーサムスンと同じ状況と言えます。

 

最悪なことに韓国GMの場合、工場が釜山にしかないルノーサムスンとは異なり国内に3箇所の工場があり、仮に韓国GMが韓国国内販売分しか生産しないとなると2箇所の工場は余分で、残る1箇所の工場も大規模なリストラをして初めて黒字経営ができるかもしれないというレベルになると思います。

 

韓国GMとルノーサムスンの労働組合は、現代自動車と同じレベルの待遇を要求する時点で間違っていることに気がつくべきでしょう。現代自動車は、韓国がHQなので、韓国法人の都合が良いように海外工場の生産調整ができ、利幅の大きな車種を韓国で生産することができますが、韓国GM・ルノーサムスンにはそのような芸当は無理。

ルノーサムスン以上に強硬な労組という印象を受けるので、こちらの対立は法人が消えるまで続きそう。


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