サムスン重工業、ロシア砕氷LNG船15隻独占受注目前

サムスン重、ロシア砕氷LNG船15隻独占が目の前

設計契約獲得で受注有利に…ロシアの造船所と建造方法などの交渉進行

ナムジュンオサムスン重工業社長(写真左)とズベズダ造船所某(母)企業ロスネフチ社のコンスタンティン・ラプテフ経営幹部がArctic LNG2砕氷LNG運搬船の設計契約書に署名している/写真提供=サムスン重工業

サムスン重工業がロシアが発注する15隻の「砕氷LNG(液化天然ガス)船」受注の優位に立った。ロシアから砕氷LNG船の設計契約を獲得し、今後15隻の受注交渉をさらに進めることができるようになった。

サムスン重工業は、ロシアウラジオストクで開かれた「第5回東方経済フォーラム(Eastern Economic Forum)」で、ロシア国営造船所であるズベズダ(Zvezda)造船所と砕氷LNG船の設計契約を締結したと4日明らかにした。

この砕氷LNG船は「ロシア北極(Arctic)LNG2プロジェクト」に投入される予定である。ギダン(Gydan)半島に位置するアークティックLNG2ガス田は2025年までに年間1980万トンのLNGを生産するために開発を進めているプロジェクトだ。

このプロジェクトを推進するロシアのエネルギー企業ノヴァテック(novatek)はLNGの輸送に必要な砕氷LNG船15隻を自国の国営造船所であるズベズダで建造することに確定した状態だ。

サムスン重工業は今回の契約により、LNGを主燃料として核推進砕氷船に匹敵する45MW(メガワット)級の電力を生産し推進することができ、氷点下52度の過酷な環境でも、最大2.1メートルの厚さの氷を壊し、LNGを安全に運ぶことができるLNG運搬船の設計を引き受けることになった。

サムスン重工業は、2005年に世界初の双方向砕氷タンカーを受注し砕氷商船市場を開拓したのに続いて、2008年には世界初の極地用ドリルシップを受注して成功裏に引き渡した。また、140隻のLNG船を受注し蓄積してきたLNG船建造能力も、今回の契約締結の主な背景として挙げられる。

これにより、サムスン重工業は、ロシアの砕氷LNG船15隻受注の優位に立った。設計進行と共に、サムスン重工業は現在ズベズダと15隻建造方法などの交渉を継続するものと思われる。当該船舶は、サムスン重工業巨済造船所とズベズダ造船所コラボレーションで建造されると予想される。

サムスン重工業の関係者は「今回の設計契約に砕氷技術と主力のLNGの競争力を確認するきっかけになった」とし「砕氷技術をLNG船まで拡大することにより、砕氷商船分野での地位がさらに強固になるだろう」と述べた。

Money Today
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=008&aid=0004273400


Arctic LNG2 Projectに関する造船契約ではなく、前段階の”船舶の設計契約”を締結したというサムスン重工業にとってはかなり嬉しい契約のニュース。2019年後半は多くの造船契約が見込まれると韓国国内で期待されているのですが、Arctic LNG2 Projectに限るとサムスン重工業の独り勝ちの予感。この契約が造船契約まで結びつけば、受注目標額に近くと思われるので、昨年造船BIG3で独り負けのサムスン重工業には頑張っていただきたいものです。

設計図をそのままパクられる…ということもありえなくもないですが…

 

ところで、Arctic LNG2 Projectって、どんなもの?と調べていて、あくまでも個人的に面白いサイトを見つけてしまいました。
参考 LNG World News Arctic Lng 2LNG World News ご紹介した記事のサムスン重工業の件も掲載されていますが、こちらのサイトを眺めているとArctic LNG2 Projectに日本企業もかなり関与していることがわかります…

代表例として、三井物産のプレスリリースをご紹介いたします。
参考 ロシア・Arctic LNG2プロジェクト参画に関する持分売買契約締結三井物産

持分買収以外にも製品提供など日本企業もサムスン重工業のように参加していることがわかります。

 


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