国内銀行6月末の不良債権比率0.91%。0.07%p減

国内銀行6月末の不良債権比率0.91%。0.07%p↓

不良債権規模17.5兆ウォン。企業与信が88.4%を占める

国内銀行の6月末現在の不良債権比率が0.91%で、3月末に比べ0.07%ポイント下落した。

金融監督院は、6月末現在の国内銀行の不良債権の規模が17兆5000億ウォンで、3月末に比べて1兆ウォン(5.5%)減少したと20日明らかにした。不良債権は3ヶ月以上延滞したローンをいう。不良債権が減少し、全与信のうち不良債権が占める割合である不良債権比率も下落した。

不良債権のうち、企業与信は15兆5000億ウォンで、全体の88.4%を占めた。家計与信は1兆8000億ウォン、クレジットカード債権は2000億ウォンと集計された。

第2四半期(4月〜6月)の中の新規発生の不良債権は4兆1000億ウォンで、第1四半期(1月〜3月)の3兆3000億ウォンに比べ8000億ウォン増えたが、不良債権を大規模(5兆1000億ウォン)整理して不良債権比率は低下した。

新規発生の不良債権のうち企業与信は3兆2000億ウォンで、全体の78.0%を占めた。

企業与信の不良債権比率は3月末比0.11%ポイント下落した1.32%を記録した。大企業与信が1.95%で0.16%ポイント落ち、中小企業与信は0.97%で0.08%ポイント下落した。個人事業者与信は0.05%ポイント下落した0.35%を記録した。

家計与信の不良債権比率は0.25%で3月末と同程度だったが、クレジットカード債権不良債権比率は1.38%で、同期間0.05%ポイント上昇した。

3カ月以上延滞した与信に対して、銀行がお金を回収できない場合に備えて積み上げおく貸倒引当金の割合は105.0%で、3月末100.8%に比べ4.2%ポイント上昇した。

Money Today
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=008&aid=0004265557


金融監督院が発表した”19.2四半期末の国内銀行の不良債権の現況(暫定)”からの記事でした。

参考 '19.2분기말 국내은행의 부실채권 현황(잠정)金融監督院

 

まず、事前知識として韓国の場合、与信を

通常→要注意→固定回収疑問推定損失

と区分しています。そのうち、固定・回収疑問・推定損失(“固定以下”と呼んでいます)を不良債権して扱っています。

 

では、レポートの資料を見ていきましょう。

韓国、国内銀行不良債権額と比率の推移

19.2四半期末の国内銀行の不良債権の現況(暫定).1

クリックすると拡大します

傾向としては、与信(融資)は増加傾向にありますが、不良債権額が減少傾向にあります。したがって、不良債権比率も良化傾向にあります。

不良債権の内訳をみると企業の不良債権が急激に減少しているのがわかります。それは、経営が改善したから!と言いたいところですが、記事に、

第2四半期(4月〜6月)の中の新規発生の不良債権は4兆1000億ウォンで、第1四半期(1月〜3月)の3兆3000億ウォンに比べ8000億ウォン増えたが、不良債権を大規模(5兆1000億ウォン)整理して不良債権比率は低下した。

という内容がありますので、企業の経営が改善したというわけではなく、引当金を取り崩したか、企業への債権を処分してしまったとのようです。

 

不良債権の新規発生と整理の推移

19.2四半期末の国内銀行の不良債権の現況(暫定).2

すぐ上で言及しましたが、新規発生の不良債権も結構発生していますが、同時に大量処分して、不良債権を消していることがわかります。前々年(2017年)・前年(2018年)と比較すると処理した不良債権額が減少していますが、前期と比較するとかなり増加しています。

 

部門別不良債権比率

主観的に不良債権が多く発生しそうなイメージがあるのは中小企業なのですが、それは単なる思い込みということを知らされるのがこちらの資料。

大企業の不良債権比率が….

大企業の場合、1企業あたりの不良債権額が大きいので、自然と不良債権比率が高まるということでしょうか。アシアナ航空・現代商船などへの貸付は、当然不良債権でしょうから、確かに金額が大きいから割合が高まるというのも理解できます。

とりあえず管理可能なレベルなのでしょう。

 

8月22日に家計負債の発表があります。

 

 

 

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