現代商船、17四半期連続で赤字「泥沼」

海運業界第2四半期業績明暗…現代商船、17四半期連続で赤字「泥沼」

  • バルク船会社、パン·オーシャンと大韓海運が黒字基調
  • 現代商船、2四半期も1000億ウォン台の営業赤字

国内海運業界の第2四半期の業績は、明暗が分かれた。パン・オーシャンと大韓海運は黒字基調が続いたが、事実上国内唯一の遠洋船会社現代商船は赤字の沼から抜け出せなかった

17日、各社の業績発表資料を見ると、現代商船は第2四半期1129億ウォンの営業損失を出したと暫定集計された。赤字幅が減少したものの、17四半期連続で赤字である。

路線合理化、効率向上などを通じてコスト削減努力を進めているが、まだ明確な実績改善につながっていない状態だ。

売上高は1兆3970億ウォンで、前年同期比1582億ウォン増加した。

第2四半期の処理量は115万7705TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個)で直前四半期比6.3%増加した。

これに対し、13日の実績を発表したパン・オーシャンは第2四半期の営業利益が505億ウォンで、前年同期比0.8%増加したと公示した。22期連続黒字である。半期累積営業利益は954億ウォンで、昨年上半期比1.4%増加した。

第2四半期の業績は、バルク部門の回復とウォン・ドル為替レートの相乗効果で、市場の期待を上回った。第3四半期の見通しも肯定的である。7月末からの短期急騰によるバルク船運賃指数(BDI)の調整があったが、前年比で依然として高い水準が維持されており、最近の為替の上昇も続いているからだ。

キム・ユヒョク、ハンファ投資証券研究員は「第3四半期には前年比1.8%増加した585億ウォンの営業利益を記録する見通し」とし「オンシーズンである後半の量は徐々に増える見込みである一方、スクラバー設置などで発生する供給不足は、タイトな需給につながり、堅調な市況が維持されると期待される」と予想した。

バルク船中心の大韓海運も上半期は良好な業績だった。

連結ベースの営業利益と当期純利益は、それぞれ761億ウォン、483億ウォンを記録した。個別営業利益と半期の純利益は前年比154.3%、132.6%増加し、市場予想を大きく上回った。

第2四半期だけをみると、営業利益は10%ほど減少したが、市場は下半期の利益モメンタム(動力)に注目している様子だ。

チェ・ゴウン韓国投資証券研究員は「第2四半期は、一部費用勘定の認識基準の変更のために、営業利益が減少したと判断される」とし「個別基準の大韓海運と子会社の大韓商船の営業利益はすべて前期比増加した」と述べた。

そして、「大韓海運は、長期輸送契約が中心で収益構造が安定」と「現在の長期輸送契約は、37隻だが、今後1年間で11隻が追加される予定だ成長動力も確保した」と診断した。

路線のリストラに乗り出すなど、事業の合理化に乗り出したSM商船は赤字幅を大きく減らした。上半期の売上高4302億ウォン、営業損失110億ウォン、当期純利益58億ウォンを記録した。営業損失は前年同期343億ウォンに比べ3分の1の水準に減少した。

業界関係者は、「米中貿易紛争などの影響で海運業況がまだ友好的でない状況で、コスト削減努力をしている」とし「現代商船の場合、海運アライアンス登録と超大型船舶が導入される来年第2四半期以降には実績が改善されるという期待がある」と付け加えた。

newsis
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=003&aid=0009403977


韓国海運大手4社の業績に関するニュースでしたが、やはりメインは業界最大手の現代商船。四半期連続赤字を更新中で、公的資金注入で生きているのですが、当初2019年に黒字化!みたいな話だったのですが、どうやら1年後になった模様。本当に黒字になるのか半信半疑です。

記事で紹介された海運4社ですが、

  • コンテナ船メイン:現代商船・SM商船
  • バルク船メイン:パンオーシャン・大韓海運

とメインとする船で区分けできると思います。

 

現代商船は、もともと現代グループの会社でしたが、今は完全に赤の他人状態です。

パンオーシャンですが、こちらも今の現代商船のように経営が厳しい時に身売りされ、チキンで有名な会社(ハリムグループ)が買収しました。今は、このオーナーのもとで記事の通り、黒字経営を続けています。

大韓海運とSM商船ですが、ともに中堅建設会社のSMグループが買収して、両社ともに順調に経営を改善させています。SM商船は、あの倒産した韓進海運の資産の一部を買収して事業を始めた会社なので、まだ、赤字垂れ流しの段階ですが、SMグループは潰れかけの会社を買収して、見事に再生させるグループとして有名なので、SM商船きっと黒字化すると思います。

ちなみに、ハリムグループのTOPとSMグループのTOPは、若い頃同じ職場で働いていた仲だったそうで、良い意味でお互いにライバル視しているようです。

SMグループとありますが、芸能のSMエンターテイメントはまったくの無関係です。

 

各社の業績ですが、SM商船は上場していないため、省略させていただき、3社のみで比較していきたいと思います。

まずは、第2四半期のP/Lから

単位:億ウォン 現代商船 パンオーシャン 大韓海運
売上高 13,969 6,322 2,594
営業利益 -1,128 504 342
当期純利益 -2,007 369 184

大韓海運は売上高営業利益率が13.1%とかなり優秀。パンオーシャンの7.9%が霞んで見えます。ただ、3社の売上を見れば一目瞭然ですが、事業規模は現代商船が圧倒的に大きい。

次に半期のP/L

単位:億ウォン 現代商船 パンオーシャン 大韓海運
売上高 27,129 11,670 5,215
営業利益 -2,185 954 761
当期純利益 -3,791 650 483

パンオーシャン・大韓海運ともに安定の固定客がおられるので、順調に売上・利益を積み上げています。

 

船の種類についてわかりやすいページを見つけたのでご紹介させていただきます。

参考 いろいろな船商船三井

 

 

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