残念な第2四半期業績の航空業界…メンタル崩壊が続く

残念な第2四半期業績の航空業界…不確実性は続く

第2四半期の最悪の実績を記録した航空業界がピークである第3四半期も、様々な変数に苦心している。日本の経済報復による不買運動、香港の政情不安、米・中貿易紛争に伴う不確実性の拡大など悪材料が山積みしているわけである。

17日、業界によると、現在、上場されている国籍航空会社6社(大韓航空・アシアナ航空・済州航空・ジンエアー・エア釜山・ティーウェイ航空)は、今年の第2四半期は全社営業赤字を記録した。大韓航空(-1015億ウォン)、アシアナ航空(-1241億ウォン)などの大手航空会社(FSC)は、1000億ウォン台の営業赤字を、低コスト航空会社(LCC)も済州航空(-274億ウォン)、ジンエアー(-266億ウォン) 、エア釜山(-219億ウォン)、ティーウェイ航空(-265億ウォン)など全社赤字に転落した。

第2四半期は通常オフシーズンで航空会社が毎年困難を経験する季節である。しかし、今年の場合は「供給過剰」が各社を赤字の沼にはめたとの分析が出ている。特に業界では全体の売上高の約25〜30%を占める日本路線での供給過剰を主な原因として挙げている。昨年下半期から日本路線の需要増加率は少しずつ鈍化の兆しを見せたが、LCC業界は地方空港発、日本路線を大幅に増やし、収益性を悪化させたというものである。

業界のある関係者は「日本路線で供給過剰が深刻化する以前なら70%台の搭乗率でも十分でしたが、今は80%は越えなければなら利益が担保されるレベル」とし「特に最近は不買運動による予約率減少も現実のものとされている局面だ」と説明した。

為替レートの急騰も影響が大きい。大韓航空の場合ウォン・ドル為替レートが10ウォン上がるごとに900億ウォン台の為替差損が発生する。為替レートの変動に応じて旅客需要が減少することがあるという点も負担だ。この他にもFSCは、米・中貿易紛争、世界的な不況などによる貨物の不振という二重の苦しみを味わっている。

問題は、下半期にも不確実性が依然として残っている点だ。航空業界は、最近、日本路線で40万席ほどの削減など路線のリストラに乗り出す代わりに、中国、東南アジア路線で新規就航・増便を続けている。国籍LCC関係者は「日本は短距離・短時間の旅行者に最適化された旅先だが、ここで消えた需要が、中国・東南アジアで短期間に移っていくかは未知数」とし「また今までは需要がしっかりしているが、一部の路線で、供給過剰になる可能性がある」と懸念した。

各地域の不安要素も相変わらずだ。中国の航空当局は10月まで、いくつかの空港の新規運航申請を受けないことにした。日本路線の代わりを見つけるために、中国の新規就航を急いだ国籍の航空会社としては、目論見が外れたわけだ。年間340万人が行き来する香港も最近引渡し協定(送還法)反対デモに疲弊している状態だ。

金融投資業界関係者は「国籍の航空会社が業績を向上させるために非収益路線を減らし、中国・東南アジア路線を拡大しているが効果が現れまで時間がかかるだろう」と伝えた。

アジア経済
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=277&aid=0004519955


日本から中国にシフトしようとしたところに断られてメンタルが崩壊している航空業界ですが、業績が悪いことでもメンタル崩壊しています。

こちらは中国への就航を断られてメンタル崩壊事例
韓国LCC各社、日本から中国に活路を見出そうとするも締め出されてメンタル崩壊

 

とりあえず、記事に出ていた各社の第2四半期の業績をご覧ください。

第2四半期業績

こちらは大手航空2社の業績

単位:億ウォン 大韓航空 アシアナ航空
売上高 31,210 17,453
営業利益 -986 -1,240
当期純利益 -3,962 -2,024

ともに100億円前後の営業赤字を出して、当期純利益も結構なマイナス….

 

こちらはLCC

単位:億ウォン 済州航空 ジンエアー エア釜山 ティーウェイ
売上高 3,129 2,140 1,562 1,818
営業利益 -274 -226 -218 -257
当期純利益 -294 -243 -249 -327

記事の通り全社赤字…売上は大手の1/10程度と認識すれば良いみたいですね。

 

続いて、半期

2019年中間業績

アシアナ航空は、業績をよくしたいところですが結構なマイナスです..

単位:億ウォン 大韓航空 アシアナ航空
売上高 62,599 34,685
営業利益 419 -1,169
当期純利益 -4,581 -2,916

第1四半期は、正月旅行がありましたから、結構な利益が出ていましたので、まだ営業黒字を出せている企業が多いです。これも当時の日本旅行効果かも。

単位:億ウォン 済州航空 ジンエアー エア釜山 ティーウェイ
売上高 7,058 5,040 3,302 4,229
営業利益 295 243 -164 115
当期純利益 126 74 -231 -126

ということで、第2四半期は全社赤字で、稼ぎどきの第3四半期はお先真っ暗のようですが、航空各社黒字を出せるか気になるところです。政府が支援するみたいですが…

 

このような業績や市場環境で一番まずいのがアシアナ航空。アシアナ航空はもうそろそろ売却相手を決めるための動きを始めることになりますが、市場環境の悪化で、買収をする企業が出てくるか?という問題が…アシアナ航空の売却=航空子会社も売却を意味しておりまして、エア釜山・エアソウルもセット売却を予定しているのですが、もしかするとバラバラにしないと売れないということもありえそう。。。

売却前に赤字が拡大すればするほど、買収企業が出てこなくなるのではないか?という問題が….

今のところ、

  1. すでに名乗りをあげているグループ:愛敬グループ(済州航空を保有するグループでもあります)
  2. 不透明だが買収戦に参加すると思われているグループ:SK、ハンファ、新世界、GS

という感じです。SK、ハンファ、新世界、GSなどと比較すると愛敬グループの経営基盤は脆弱なので、愛敬グループが絡む場合は、単品販売にシフトするかもしれません。他のグループは航空会社を購入する事業的な余力があるのか、他に注力すべき事業があるのではないか?という問題がもあります。

どこが買収するか本当にわかりません。。。

 

航空業界のメンタルを崩壊させたのは彼でしょうねぇ〜…


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