第2四半期のNANDフラッシュ売上高108億ドル…1位サムスンのシェア拡大

2QNAND型売上高108億ドル…「1位サムスン」のシェア34.9%

DRAM Exchange「東芝停電…第3四半期には売上高増加の見込み」
上位5社の売上・シェア上昇は、サムスン、SKハイニックスだけ

世界のNAND型フラッシュ半導体メーカーの今年第2四半期売上高が前四半期と同様の約108億ドル程度を記録したことが分かった。世界1位のサムスン電子の場合、第1四半期より市場シェアが5%p以上に上昇して35%に迫ったことが分かった。

売上高基準上位上位5社のうち、第1四半期と比較して、第2四半期に売上高と市場シェアが上昇したのは、サムスン電子、SKハイニックスの韓国企業だけだ。

16日世界の半導体専門調査会社DRAM Exchangeによると、今年第2四半期の全世界のNAND型フラッシュメーカーの売上高合計は107億8690万ドル(約13兆1060億ウォン)と集計された。

これは今年の第1四半期の売上高合計の107億9190万ドルと比較してほぼ同じレベルである。しかし、1年前の2018年第2四半期(162億9400万ドル)と比べると33.8%ほど減少した数字である。

世界のNAND市場の四半期売上高は第1四半期に前期(2018年第4四半期)比23.8%減少し大きく後退した。しかし、第2四半期に入り、主要顧客の在庫枯渇速度が速くなり、新規スマートフォン発売などの影響もあり、売上減少は一部で鈍化したと思われる。

DRAM Exchangeも報告書を通じ「第2四半期にスマートフォン、ノートPC、サーバ市場の需要が第1四半期に比べて回復し、ビット(bit)消費増加率が15%に増加した」とし「第1四半期以来2四半期の売上高も平らな傾向」と分析した。

メーカー別では、サムスン電子が第2四半期の売上高37億6570万ドルで前期より16.6%増加した。しかし、前年同期(2018年第2四半期)と比較した場合36.5%減少した。売上高の増加に支えられ、サムスン電子の第2四半期の市場シェアも前四半期29.9%から34.9%に5.0%p上昇した。

DRAM Exchangeは「サーバーの需要回復と、さまざまなアプリケーションで大容量製品採用の増加、モバイル注文の増加により、第2四半期、サムスン電子のビット単位の販売は30%増加した」とし「平均販売価格(ASP)は、前期比15%下落した」とした。

また、サムスン電子の場合、今年上半期に続き、下半期にも、現在レベルの生産計画を維持すると予想した。レポートには「12ラインで2D NAND型を3D V NAND型に転換することに重点を置いて空き容量はR&D(研究開発)に使用されるだろう」とし「3D NAND型は、意図的に容量を減らさない限り、ウェハ投入規模は第1四半期と同様のレベルと予想される」とした。

SKハイニックスの場合には、第2四半期の売上高が11億660万ドルで、前期比8.1%増加したことが分かった。市場シェアは第1四半期9.5%から第2四半期10.3%と0.8%p上昇した。

NAND型フラッシュ四半期の売上高基準で、今年第2四半期に売上高と市場シェアの指標がすべての直前四半期比上昇のはサムスン電子とSKハイニックスなど韓国企業だけだ。

国内メーカーを除けば、Δ2位東芝(19億4810万ドル、18.1%)Δ3位ウエスタンデジタル(15億600万ドル、14%)Δ4位マイクロン(14億6100万ドル、13.5%)などは、第1四半期と比較して売上高と市場シェアの両方下落したことが分かった。

特にマイクロンの場合、第2四半期の売上高の減少幅が「-17.7%」に達しトップ5企業の中で最も大きかった。このことについてDRAM Exchangeは「中国問題などの影響で、第2四半期マイクロンのビット出荷量は約5%減少した」と分析した。続いて「マイクロンは、第1四半期にキャパを5%削減するとしたが、第2四半期にはキャパ減少規模が10%に増えた」とし、ウェハ投入の減少が売上高を大きく落とした要因として予想した。

東芝の場合、6月に四日市工場の停電で生産に支障が生じて売上が10.6%ほど減少した。DRAM Exchangeは「7月中旬以前に生産ラインが既に正常動作しているが、未だに市場全体の供給に大きな影響を及ぼしている」とし「東芝の年間生産量は当初の予想より3%減少するだろう」と明らかにした。

それと共に、第3四半期には、東芝の停電やスマートフォン、サーバー市場など一部の顧客先の需要回復に支えられ、価格の下落が底を打って反発するという分析も出ている。実際、7月には、月間NAND型固定取引価格が下落傾向が止まり上昇した。DRAM Exchangeによると、7月基準のNAND型フラッシュメモリカード/ USB向け汎用製品(128Gb 16Gx8 MLC)の平均固定取引価格は4.01ドルで、前月比2.04%上昇した。

毎月NAND型の価格が前月比上昇を記録したのは、2017年9月以降22カ月ぶりである。DRAM Exchangeは「第3四半期にウエハ市場は成長傾向を見せている」とし「NAND市場の売上高も、第2四半期より成長する可能性が高いと思われる」と展望した。

news1
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=421&aid=0004147412


このところ韓国経済のニュースはろくなものがない…第2四半期業績・輸出・雇用…のですが、不況といえど半導体だけは、シェアを順調に伸ばしたという韓国人にとって誇らしいニュースのようなのでご紹介。

 

記事では、NANDフラッシュのシェアを紹介していましたので、まずはNANDフラッシュのシェアから

2019年第2四半期NANDフラッシュシェア

韓国勢のシェアが約45%と前四半期約40%から拡大しています。東芝は停電の影響でシェア縮小….停電すると1から作り直しになり、生産できるまで時間がかかるらしく、半導体企業が意図的な生産縮小をするのを嫌うのは停電同様に生産を止めるのは再開して軌道に乗るまでに時間がかかるからなのでしょう。

 

DRAMのシェアもTrendforceから引っ張ってきました。

2019年第2四半期 DRAMシェア

サムスン電子とSKハイニックスの2社のシェアが74.4%で前四半期(72.6%)よりも1.8%拡大しています。これもマイクロンが生産を減らして、シェアを減らしたから?ということになるのでしょう。

思うに1つの国で1つの産業の全世界のシェアが70%を超えるのは危険のような気がするので、台湾メーカーあたりががんばって、シェアを奪ってもらいたいところです。中国も韓国人技術者を引き抜くなどの動きを見せているみたいですが、どうなるのでしょうか。

 

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