【業績速報】5年ぶりに四半期赤字済州航空…日本ボイコットでさらに「暗雲」

5年ぶりに四半期赤字済州航空…日本ボイコットで「暗雲」

  • 第2四半期の売上3130億ウォン、営業損失274億ウォン
  • 日本旅行ボイコットで3Q業績を巡る懸念

済州航空が第2四半期業績悪化の影響で、5年ぶりに四半期赤字を記録した。積極的な供給拡大をしたが、輸送実績が振るわないためだ。日韓関係の悪化で減少した日本旅行需要で第3四半期の見通しも明るくない。

済州航空は第2四半期連結売上高3130億ウォン、営業損失274億ウォンを記録したと6日明らかにした。前年同期と比較して売上高は10.5%増加したが、営業利益は赤字転落した。済州航空が営業赤字を記録したのは、2014年第2四半期(19億ウォンの赤字)以来20四半期ぶり。

済州航空側は△供給増加による競争激化△旅行需要の鈍化△為替レート上昇△燃料費負担などを不振の主な要因だと説明した。済州航空関係者は「増えた供給に比べて旅行需要の増加がやや鈍化し、為替レートなどの外部環境の影響で営業赤字を記録した」と分析した。

第3四半期の業績見通しも赤信号が灯った。韓国に対する日本の経済報復措置として、両国関係が極端に悪化し、日本の旅行ボイコット運動が拡散しているからである。低コスト航空会社(LCC)の場合、日本旅行の減少による業績影響が相対的に大きい。LCCは日本路線の割合が大航空会社(FSC)に比べて、より大きいためだ。

済州航空の日本路線の売上比率は25%前後と利益貢献度は大きい。済州航空の7月の搭乗率は昨年80%後半から今年80%前半に減った。8月の予約率も70%水準を記録している。このため済州航空も日本路線の運航を縮小を検討している。仁川-福岡路線などの観光ルートの運航回数を減らす方針である。

チェ・ゴウン韓国投資証券研究員は「第3四半期シーズン効果への関心が高まったが、日韓関係の悪化で、これも不確実になった」とし「日本旅行ボイコットによる利益減少は避けられないだろう」と予想した。

済州航空は、中国路線拡大による効果を期待している。済州航空は5月、国土交通省から△仁川-北京(大興)△仁川-延吉△仁川-ハルビンなど首都圏と地方で9つの路線・週35回の運航権を配分された。今回配分された路線まで含めると中国へ19路線を稼働させることになる。

済州航空は今月中南通、延吉、ハルビン、張家界、西安などを含めて、約8つの中国路線の新規就航を計画している。ジョン・ヨンスンNH投資証券研究員は「仁川-北京路線は運航距離が近く、商用需要も十分で、収益性が良好」とし、「中国路線拡大で年間800億ウォンの追加売上と65億ウォン程の営業利益増加が期待される」と分析した。

Money Today
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=008&aid=0004259757


済州航空の業績をまとめると以下のようになります。

四半期業績比較

単位:億ウォン 2019.2Q 2019.1Q QoQ 2018.2Q YoY
売上高 3,129 3,928 -20.3% 2,832 10.5%
営業利益 -274 569 赤字転落 116 赤字転落
当期純利益 -294 421 赤字転落 168 赤字転落

 

通期業績比較

単位:億ウォン 2019年 2018年 YoY
売上高 7,058 5,918 19.3%
営業利益 295 580 -49.1%
当期純利益 126 537 -76.5%

 

済州航空の基本情報はこちらでご確認いただけます。
チェジュ航空【企業基本情報】

 

済州航空のこの業績と第3四半期業績の悪化懸念は、アシアナ航空買収にも影響が出るかもしれません。というのも、現時点でアシアナ航空買収に名乗りを上げているのが1社だけあり、それが済州航空の親会社である愛敬グループなのです。

一応財閥扱いのグループですが、規模は小さく投資家と一緒に投資をすることになると思いますが、自社の財務が悪いと自社分の資金を用意できるのか?という問題に直面するかもしれません。愛敬グループの他の会社の第2四半期の業績が気になるところです…(2019.8.6時点では、他のグループ会社の業績発表はありません)

 


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