製造業崩壊の危機…先月生産·消費指標が共に不振

“製造業が崩壊する”…先月生産·消費指標が共に不振

景気同行·先行指数同時下落…製造業総生産能力、史上初6四半期連続減少

先月の生産と消費が軒並み低迷に陥った。大きく減少していた投資は、基底効果で反発に成功した。景気同行指数と先行指数は3ヶ月ぶりに下落した。米中貿易紛争に加え、日本の輸出規制まで貿易悪材料が重なり、今後の見通しも暗い。
※基底効果:比較対象が悪すぎた反発で良く見えること

四半期ベースでは生産と消費、投資が前四半期より増加した。しかし、製造業総生産能力は関連統計作成以来、初めて6四半期連続減少する結果になるなど、製造業の基盤が急速に悪化している様子である。

統計庁が31日に発表した「2019年6月の産業活動動向」によると、先月、全産業の生産は前月比0.7%減少した。5月(-0.3%)に次いで2カ月連続の減少である。

鉱工業生産は、自動車(-3.3%)などで減少したが、半導体(4.6%)と電子部品(3.2%)が増え、0.2%増加した。サービス業の生産は、ソフトウェア開発などの情報通信業(-4.2%)と卸売・小売業(-1.6%)の生産の減少の影響で1.0%減少した。

設備投資は、1ヶ月ぶりに増加した。半導体特殊産業用機械など機械類(0.4%)と輸送機器(0.6%)の投資が増え、0.4%増加した。前月大幅な減少(-7.1%)を記録したことによる基底効果が反映された。

小売販売(消費)は、乗用車など耐久財(-3.9%)と衣服など準耐久財(-2.0%)、飲食料品など非耐久財(-0.3%)の販売が全て減少し、1.6%減少した。最近9ヶ月ぶりに最大の減少幅である。下半期の新車待機需要と5月の早い暑さによる衣類・冷房家電などの先行購入の影響も作用したと分析される。

現在の景気の流れを示す同行指数循環変動値は、前月より0.1%p下落した。先月14ヶ月ぶりに反発を見せたが、1ヶ月で下落した。将来の景気の流れを示す先行指数循環変動値は、0.2%p下落した。4月に一気に反発した後、2ヶ月連続の下落だ。

この日、統計庁は、第2四半期の産業活動動向も発表した。これによると、全産業の生産は前四半期比0.5%増加した。鉱工業生産が1.2%増加した影響とみられる。サービス業の生産は横ばいであった。第2四半期の小売販売額は前四半期比1.0%、設備投資は前四半期比1.1%増加した。

注目すべき指標は、第2四半期の製造業の生産能力指数である。この指標は、設備や労働力・操業時間・設備効率など特定の条件下で生産することができる韓国製造業の最大生産能力を意味する。今年第2四半期は101.3を記録し、前年同期比1.2%低下した。昨年第1四半期から6四半期連続で減少した。これは1971年に関連統計を作成した以来初めてだ。昨年、いくつかの自動車・造船メーカーの工場がドアを閉め、最近操業時間が減少したことが影響した。それだけ国内製造業基盤が悪化しているという傍証と見ることができる。

政府は、工業生産の指標を引き上げるため、下半期補正予算案を国会で通過させ、迅速な執行を準備する計画だ。企画財政部関係者は「米中貿易交渉をめぐる不確実性と世界的な製造業景気など、世界経済の成長鈍化などによる対外環境悪化が工業生産の指標に影響を及ぼした」とし「下半期経済政策方向で発表した投資・輸出・消費の活性化など景気補強課題を迅速に推進する予定だ」と述べた。

Money Today
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=008&aid=0004256564


統計庁が31日に発表した「2019年6月の産業活動動向」からの記事でした。
参考 2019年6月産業活動動向(韓国語)韓国統計庁

産業活動動向は、”生産”・”設備投資”・”消費”の増減を前月・前年同月との比較して数値化したものを、統計庁が発表します。

2019年6月はそれぞれ前月比

  • 生産:-0.7%
  • 設備投資:0.4%
  • 消費:-1.6%

と設備投資は前月の数字が悪かった反動で良いだけで、他の2つもマイナスという残念な数字となりました。

統計を取り始めて最悪の状況の6四半期連続で前年比マイナスとなったという製造業総生産能力の推移はこちらのようになります。

急激の生産能力を上げてきていますが、ここにきて停滞している印象を受けるグラフです。

 

現在の景気の流れを示す同行指数循環変動値は、前月より0.1%p下落した。先月14ヶ月ぶりに反発を見せたが、1ヶ月で下落した。将来の景気の流れを示す先行指数循環変動値は、0.2%p下落した。4月に一気に反発した後、2ヶ月連続の下落だ。

循環変動値は、100より数字が多ければ景気が良い、数字が少なければ景気が悪いと判断します。それを踏まえてこちらのグラフをご覧ください。

2010年から上下動はありますが右肩上がりであがっており、良い傾向を示していましたが、2017年8月頃を境に悪化傾向になり、2018年4月からは先行・同行一緒に下落してしまい2010年以降では見たこともない数字にまで落ちています。

ちなみに、IMF時よりはまだマシで、世界金融危機のときとほぼ同じレベルの景気先行・同行指数循環変動値が下落です。

また、先行指数の方が同行指数よりも下になっているということは、先行きが不透明で良くないということですから、韓国経済の景気回復はまだまだという判断をすることもできます。

 

こういう数字を見せられておきながら、現代自動車・起亜自動車の労組はストライキをするのですから、韓国国民の怒りを買うのも当然とご理解いただけるかと思います。
現代·起亜自動車労組、会社が生存をかけた戦いの最中にスト実施を圧倒的多数で可決


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