政府「輸出・投資”不振”の流れ」4カ月連続暗雲

政府「輸出・投資”不振”の流れ」4カ月連続暗雲

韓国経済が消費の緩やかな増加にもかかわらず、輸出や投資の低迷の流れは続いている姿という政府の診断が出た。輸出と投資が4カ月連続「不振」だという公式の判断である。政府はまた、日本の輸出規制を今後リスクと初めて評価した。

企画財務部は12日に発刊した「最近の経済動向(グリーンブック)7月号」で「米中貿易交渉をめぐる不確実性が常に存在する中で、グローバル製造業景気など、世界経済の成長鈍化、半導体業況不振持続などで対外環境が悪化した」と明らかにした。

企画財務部は、これに対する対応策として「日本の輸出規制などのリスク管理には万全を期しながら、迅速な補正予算案の国会通過、執行の準備と同時に、下半期の経済政策方針で発表した投資・輸出・消費活性化など、景気補強課題をスピーディーに推進すること」と主張した。

輸出の場合、先月の輸出額暫定値が1年前より13.5%減の441億8000ドルを記録した。昨年12月から7ヶ月連続で減少となった。操業日数を考慮した1日平均の輸出は20億5000万ドルで、やはり前年比13.5%縮小した。半導体(-25.5%)だけでなく、コンピュータ(-43.6%)、石油化学(-24.5%)、石油製品(-24.2%)、一般機械(-3.8%)などの項目でも不振を免れなかった。

企画財務部は「市場予想よりも早い半導体価格の調整、中国など世界経済の減速の影響」と説明した。

第1四半期に前年同月同四半期比17.4%減少した設備投資は、4月に4.6%増加したが、5月再び8.2%の減少に転換した。この期間、建設投資も-0.3%減少し不振の流れが続いた。

企画財務部は輸出・投資と異なり、生産については「不振」を言及していなかった。3月〜4月まで全産業の生産が前月比で連続増加するなど安定な流れを示してきたからだ。しかし、5月には0.5%の減少に転じた。サービス業生産は0.1%小幅増加したが、鉱工業生産が1.7%減少した。特に製造業在庫率(在庫/出荷比率)が前月比2.6%ポイント(p)上がって、製造業の平均稼働率が71.7%と1.0%p下がったことも明らかになった。

消費の場合の小売販売は4月前月比-1.2%減少したが、5月に再び0.9%増加に転じた。6月に消費指標には国産乗用車内需販売量の減少(-4.9%)、量販店売上高の減少(-2.1%)に加えて、特に消費者心理指数である消費者の動向指数(CSI)が下落(-0.4p)し、否定的に作用する見通しである。ただし、企画財務部は「百貨店売上高の増加(2.6%)、訪韓中国人観光客の増加(30.1%)などは、肯定的に作用する見込みだ」と予想した。

雇用状況をみると、先月の就業者数はサービス業を中心に、前年同月比28万1000人増加し、雇用率(15〜64歳)も0.2%p上昇するなど積極的な姿が一部明らかになった。反面、失業率も同じ期間0.3%p上昇した4.0%を示した。

物価は0%台の低調な流れが続いていると診断された。先月の消費者物価は前年同月比0.7%上昇した。

ホン・ミンソク企画財務部経済分析課長は「輸出規制措置が今後展開するシナリオがあまりにも多様で、現時点で予測するのは難しい」とし、「日本の輸出規制の件が(成長率)にどの程度作用するか徹底的に確かめてみている」と述べた。

ファイナンシャルニュース
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=014&aid=0004260521


企画財政部が毎月10日過ぎに公開しているグリーンブック。

今までどこにグリーンブックが公開されているのかわからず、当サイトでもリンク先をご紹介できなかったのですが、ようやくグリーンブックが公開されている場所がわかったので初めてリンク先をご紹介できます。
参考 2019年7月最近の経済動向企画財政部

なんで今まで見落としていたのか不思議に思うような場所にありました…

 

グリーンブックの内容は、①要約・②詳細な内容・③統計資料という構成になっており、要約部分の内容は以下の通り(記事にある内容の重複になる事項が多いです)

I.総合評価
①5月産業活動の主要指標は消費ㆍサービス業の生産が増加したが、鉱工業生産と設備·建設投資は減少
▪生産はサービス業<前月比(ʼ19.4)0.4%(5)0.1%>がやや増加したが、鉱工業<(ʼ19.4)1.9%(5)△1.7%>の減少による影響で全産業は前月比0.5%減少
▪支出は小売販売<前月比(ʼ19.4)△1.2%(5)0.9%>が増加へ転換したが、設備投資<(ʼ19.4)4.6%(5)△8.2%>は減少に転換し、建設投資<(ʼ19.4)△2.1%(5)△0.3%>も減少
輸出は市場予想より早い半導体価格の調整、中国など世界経済の鈍化の影響で6月は、前年同月比△13.5%減少し、ʼ18.12月以降7ヵ月連続減少
消費者心理は小幅ながら減少<6月CSI 97.5(減少幅:5月△3.7p→6月△0.4p)>し、企業心理は業績悪化、展望維持<製造業BSI 6月の実績75(前月比△1p)7月の展望75(前月水準維持)>
5月の景気同行指数(循環変動値)は前月対比上昇(+0.2p)、先行指数(循環変動値)は下落(△0.2p)

②雇用は就業者の増加規模が拡大し,物価は安定の流れを持続
▪6月の就業者は、サービス業を中心に前年同月比28.1万人増加、失業率は4.0%で、前年同月比上昇(+0.3%p)
▪6月の消費者物価は石油類やサービス価格の安定維持などによって、前月と同一水準で前年同月比0.7%上昇

③国内金融市場は6月中に株価は上昇して、為替レートの下落(ウォン高)し、国庫債金利は前月に続き下落傾向を持続
6月の住宅市場は、住宅売買価格<前月比△0.13%>や賃貸価格<前月比△0.21%>が首都圏·地方ともに下落し、取引減少も持続

④最近、韓国経済は米中貿易交渉をめぐる不確実性が残っている中、世界的な製造業景気など世界経済の成長減速、半導体業況の低迷などで対外環境が悪化
▪対内的には消費の緩やかな増加にもかかわらず輸出及び投資の不振の流れは継続している様子
▪日本の輸出規制などリスク管理に万全を期し、迅速な補正予算案の国会通過および執行準備とともに、下半期の経済政策方針で発表した投資·輸出·消費活性化など景気補強課題をスピード感を持って推進

 

残念ながら?良さそうな内容がほとんどないです。

百貨店売上高の増加(2.6%)、訪韓中国人観光客の増加(30.1%)などは、肯定的に作用する見込みだ

記事で良さそうな内容と言えば、このくらいで、全体から見ると大したことなく、これで景気がよくなるというわけでもないで…

 

 

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