造船ビッグ3上半期「不振」…下半期LNGで回復か

造船ビッグ3上半期「不振」…下半期LNGで回復か

  • 上半期、全世界の船舶発注前年比42%減少し
  • 下半期船舶発注次々予告で「回復」可能か?

国内造船ビッグ3の上半期受注実績が今年の目標レベルの半分を下回っている。これは米中貿易紛争のため、世界的に船舶発注が昨年に比べて大幅に減少しているからである。

下半期には液化天然ガス(LNG)船を筆頭に、大規模な船舶発注プロジェクトが次々待機しており、船種別取扱量の増加率も4%を持続しているので、船舶の発注が回復するとの見通しだ。

11日造船業界によると、現代重工業グループは、今年上半期27億8000ドルを受注し、今年の受注目標である178億1000万ドルの約17%を達成するのにとどまった。船種別ではコンテナ船5隻、タンカー11隻、LNG運搬船5隻である。

大宇造船海洋はLNG運搬船6隻、超大型原油運搬船7隻、潜水艦3隻など計16隻約27億8000万ドルを受注して、今年の目標83億7000万ドルの約33%を記録した。

サムスン重工業の状況は、両社より良く、32億ドルを受注して、今年の目標78億ドルの41%を達成した。 LNG運搬船10隻、原油運搬船2隻、特殊船1隻、FPSO(浮体式石油生産・貯蔵・荷役設備)1基の計14隻を受注した。

サムスン重工業は前年同期(25億ドル)より28%以上高い実績を記録した。これは造船3社の中で唯一海洋プラントを受注し、LNG運搬船も世界の造船会社の中で最も多く10隻も受注したからである。

サムスン重工業の関係者は「LNG運搬船の受注の場合、上半期に発注された大型(17万㎥級以上)LNG運搬船24隻のうち10隻(42%)を占めている」とし「LNG船の名門として品質競争力を市場で認められている」と述べた。

現代重工業グループと大宇造船海洋は、第1四半期までは受注の流れが良かったが、第2四半期から物量が落ちたことが分かった。これは米中貿易紛争の影響により、世界的に船舶発注量自体が減っているからである。今年1月に全世界の船舶発注量は260CGTだった6月には70CGTで目に見えて減少した。

英国造船海運市況分析機関クラークソン・リサーチによると上半期の世界の船舶発注量は1026万CGTで前年同期比42%減少した。

一部では、現代重工業と大宇造船海洋の受注不振が両社の合併・買収(M&A)の問題について、船主が懸念を表わし発注を敬遠していると分析している。これに対して造船業界の関係者は「各造船会社が取引する顧客が異なり、通常長い間関係のある船会社と取引をしているため、合併問題は大きな影響を与えないだろう」と分析した。

業界では、下半期には、すでに以前から計画された船舶発注プログラムが控えているので、上半期より発注の流れが大きく好転すると予想している。下半期には、カタール国営石油会社、カタール・ペトロリアム(QP)、アナダルコのモザンビークのLNG開発プロジェクト、「ARCTIC(北極)LNG-2」プロジェクトの推進による砕氷LNG運搬船発注が予告されている。

また、米中貿易紛争が続いても世界的に量は増えているので、今年の下半期からは船舶発注を増やすしかないという見方もある。

業界関係者は「最近10年間の主要な船種別取扱量の増加率が4%を維持しており、船舶発注が中断されると、2021年には船が足りなくなり船舶供給大乱が発生する可能性が高い」とし「船舶を建造するには、2年の時間が必要で、遠い将来を見据えてみると現在の船舶発注を増やすしかない」と述べた。

dailian
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=119&aid=0002340044


記事の内容から大手3社の受注実績をまとめてみました。

2019年上半期韓国造船大手3社業績一覧

造船業は前半受注が少なく、後半多くなる傾向にあるようですが、現代重工業の達成率の低さは相当ひどいというレベル。記事にある大型プロジェクトすべて受注できるわけではないので、今年の目標達成は無理のような気がします。

大宇造船海洋とサムスン重工業は達成可能な位置にいると思います。

 

コメントを残す