ルノーサムスンの次は、韓国GMが労使対立激化…

韓国GM労組75%”争議賛成”

中労委決定により、スト権の確保

 

韓国GM労働組合が今年の賃金交渉団体交渉と関連した争議行為の賛否投票を実施し、74.9%の賛成率で可決させた。これにより、中央労働委員会(中労委)が調整中止決定を下す場合、労組は合法的なストライキに出ることができる争議権を確保することになる。昨年6,000億ウォンの損失を記録した韓国GMが最近事務職を対象にリストラを進める中で、労組がストライキに突入した場合、経営正常化が難航することが予想される。

全国金属労働組合韓国GM支部は19〜20日、全組合員8,055人を対象に争議行為賛否投票を実施した結果6,037人が賛成した。反対した組合員は、785人にとどまった。投票率は84.9%と集計された。工場別では仁川富平工場の賛成率が79.1%で最も高く、群山工場の賛成率は48.9%で最も低かった。

今回の賛否投票で組合員過半数が争議行為に賛成したことで、労働組合は中央労働委員会の争議調整結果に基づいて合法的にストライキを実行できるようになった。韓国GM労組は今月13日、中労委に労働争議調整申請をし、中労委は労使間の調整が行われない場合、今月23日頃に調整の停止または行政指導決定を下す予定だ。もし中労委が調整停止決定をしたら、今回の投票で争議行為を支持を引き出した労組は合法的なスト権を得ることになる。韓国GM労組は中労委の決定が出た後、争議対策委員会を開き、今後の闘争方式などを決定する方針だ。

韓国GM労組は先月、会社側に基本給12万3526ウォン引き上げ、定年延長などと一緒に、組合員1人当たり月50ℓの運転補助金支給・自動車購入割引21〜27%など経営正常化を目標に縮小した福利厚生の原状回復を要求した。しかし、使用者側は交渉場所の安全性を理由に先月30日の計画された団体交渉に参加した後6回も流れた。

 

ソウル経済
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=011&aid=0003573311


ルノーサムスンの労使対立が終結したと思ったら、今度は韓国GMの労使対立が決定的となり、ルノーサムスン同様…いやそれ以上に泥沼化してしまう可能性もありそうです。

 

組合側の要求は…

韓国GM労組は先月、会社側に基本給12万3526ウォン引き上げ、定年延長などと一緒に、組合員1人当たり月50ℓの運転補助金支給・自動車購入割引21〜27%など経営正常化を目標に縮小した福利厚生の原状回復を要求した。

その他に有給休暇時給与を通常賃金の150%などの要求事項があり、経営正常化を目指している韓国GMとしては受け入れ難い内容のよう…(注意:韓国の自動車業界は賃金体系がイビツなので通常賃金の150%という内容でも、”通常賃金の範囲”が毎月受け取る報酬の100%ではなく50%〜70%程度なので、有給をもらった方が得になるというものではありません)

 

記事では、昨年6,000億ウォン(約600億円)の営業損失を出した韓国GMとだけ言及していますが、実は韓国GM5年連続で営業損失を出しています。こちらの資料をご覧ください。

韓国GMの営業利益推移

5年合計で2兆7276億ウォン(2727.6億円)規模の営業損失を出しており、昨年、国策銀行である韓国産業銀行から8000億ウォンの支援を受けたのですが、それでも労組は賃上げを要求しているという…役員報酬が高すぎるなどもあるでしょうが、労組も労組で….

 

ルノーサムスンの場合、昨年まで一応営業利益を出しており、黒字だったのと大違いなのです。

 

韓国GMの場合、産業銀行から資金援助を受ける代わりに撤退しないなどの条件があったはずなのですが、労組もそれを知っていていろいろ要求しているのでは?と思うところもあります。

 

 

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