LG化学、一部のバッテリーセルで製造欠陥.. “ESS火災間接原因”

LG化学、一部のバッテリーセルで製造欠陥.. “ESS火災間接原因”

官民合同調査委「極板折れ・切断不良などを確認…他の動作条件と結合して、火災の展開の可能性」

LG化学が製造したバッテリーセルでエネルギー貯蔵装置(ESS)火災事故を引き起こす可能性がある製造上の欠陥が確認された。2017年8月以降ESS火災事故23件のうち、LG化学のバッテリーセルが使われたのは12件である。火災事故の責任の攻防が加熱する見込みだ。

官民合同ESS火災事故原因調査委員会の関係者は11日、「多数の事故が同じ工場で同じような時期に製造した電池を使用していたことが確認された」とし、「解体分析を実施した結果、LG化学の一部のバッテリーセルの極板折れ、切断不良、化学物質のコーティング不良などの製造上の欠陥を確認した」と述べた。

この関係者は「ただバッテリーセル(製造上の欠陥)が、単独で(火災の原因となる内部短絡を)起こすわけではない」とし「多くの動作条件と組み合わさり、(火の)間接的な要因になることがあるという判断だ」と付け加えた。また「製造上の欠陥が内部短絡を起こす展開要因であることは正しい」とした。

調査委は、バッテリーセルの製造欠陥を直接の火災原因に挙げていないが、間接的な原因として明示することにより、火災責任の所在をめぐって攻防が一層加熱すると予想される。2017年8月以降に起こったSS火災事故23件のうち、LG化学のバッテリーセルが使われたのは12件である。サムスンSDIが8件、その他が3件である。

調査委は調査の過程で極板折れや切断不良を再現したバッテリーセルを製作して充放電サイクル試験を180回以上実行したが、実際の火災が発生しなかった。それでも調査委側が電池セルの製造欠陥を火災間接原因として提示した理由は、明確な根拠があるためと分析される。

調査委が調査結果で「一部のバッテリーセルの製造欠陥が発見された製造上の欠陥がある電池が過酷な条件で長期間使用されると、リスク要因となりうる」と明示した背景について調査委のスポークスマンを務めたチェ・ユンソク蔚山科学技術院教授は「現場に残っているログデータや状況証拠、理論的な火災のメカニズムは、その火災のメカニズムが実現されるかについての再現実験結果をもとに判断した」と語った。

一方、調査委の調査結果によると、ESS火災事故23件のうち14件は充電完了後、待機中で、6件は充放電の過程では、残りの3件は、設置・施工中に、それぞれ発行した。事故原因としては、△電気ショックのバッテリ保護システム不十分△運用環境の管理不十分△設置不注意△ESS統合制御・保護システム不十分などの4つの要因が確認された。

まず、バッテリ保護システム不十分は、バッテリーシステムに電気ショック(過電圧・過電流)が流入し、バッテリ保護システムのラックヒューズがこれを遮断できず、2次短絡事故による火災の発生が起きた。

また、運用環境の管理不十分は、山地・海岸沿いに設置されたESSモジュールが大きな温度差で結露生成・乾燥が繰り返される過程で、ホコリが押し付けられて火災が発生した。バッテリーの保管不良、誤結線などESS設置不注意による火災の発生が確認された。

また、エネルギー管理システム(EMS)、電力管理システム(PMS)、バッテリー管理システム(BMS)、システム統合(SI)などESSを構成する各部品の製造会社が異なり、有機的に連携・運営されていなかったことも、火災の原因に調査された。

Money Today
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=008&aid=0004231247


2017年頃から火災が頻発していたESSに関して、今年の1月に入り、国がESSの運転を中止を指示し、調査をした結果が、ようやく報告されました。

 

火災の原因として4つ挙げていますが、Money Todayは他紙とは異なり、LG化学のバッテリーの欠陥を言及していたのでご紹介しました。

事故原因としては、△電気ショックのバッテリ保護システム不十分△運用環境の管理不十分△設置不注意△ESS統合制御・保護システム不十分などの4つの要因が確認された。

原因となる問題点を改善してESS再運営ができれば良いですが、すぐにESS再稼働の許可についてなんら言及されている記事がなかったのですがどうなることやら…

ところで、ESS火災問題で関連企業として挙げられるLG化学とサムスンSDIの本日の株価をご紹介します。

どちらもESS火災発表時は株価を大きく落としましたが、最終的には株価が盛り返してきました。LG化学に原因の一端があるという記事でしたが、株価を見る限り、LG化学にそれほどダメージを与えていないように思います。

 

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