大韓航空オーナー家、経営権喪失の危機

KCGI、韓進KAL株式15.98%で増やす…最大株主と2%ポイントの差

行動主義私募ファンドKCGIが韓進KAL株式を15%以上に増やし、最大株主であるチョ・ヤンホ前韓進グループ会長との持分の差を急激に縮めた。

KCGI傘下の投資目的会社グレースホールディングスは韓進KAL株式を直前の報告日である4月24日の14.98%から15.98%に増やしたと28日公示した。

これにより韓進KALの2大株主であるKCGI側は、最大株主であるとチョ・ヤンホ韓進グループ前会長(17.84%)との株式持分の差を2%ポイント以内に縮めた。

チョ前会長を含めて、チョ・ウォンテ(2.34%)、チョ・ヒョナ(2.31%)、チョ・ヒョンミン(2.30%)などのオーナー一家と韓進KAL特殊関係持ち株比率は28.95%である

KCGIは今回韓進KAL持分率15%を越えて公正取引委員会の企業結合審査の対象になった。

公正取引法第12条によると、上場企業の発行株式総数の15%以上を所有している場合、公正取引委員会に企業結合申告をして投資家を公開しなければならない。

KCGIは昨年11月に韓進KAL株式9%を確保して2大株主に上がった後、6カ月で株式を7%ほど追加購入した。

KCGIはグレースホールディングスを通じて、韓進グループ持株会社である韓進KALと主要系列会社韓進持分を買い入れて2大株主になり、韓進グループを相手に支配構造の改善などを要求してきた。

毎日経済
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=009&aid=0004364288


韓進グループ家の問題点は、
①相続税の納税資金(数百億円規模とのこと)
②グループTOPをめぐる対立(長男と他の人とで対立)
③敵対的買収相手の存在(記事のKCGI)
です。

記事内にある韓進KALの持分17.84%を保有するチョ・ヤンホ氏は、先月亡くなられたため、17.84%は相続されることになりますが、韓進家は後継について対立があり、最悪の場合、①KCGI、②跡を継ぐと公表されたチョ・ウォンテ、③チョ・ウォンテの対立相手の、最低三つ巴以上の対立が起こってしまうと、筆頭株主がKCGIになる可能性もあり、KCGIがオーナー家の対立に介入して、どれかの肩を持つことは考えられませんから、韓進グループのオーナー家が、グループの経営から追い出されることが十分あり得ると思います。

KCGIがさらに買増しするのであれば、韓進家としては、相続税を払いつつも韓進KALの持株を増やす必要性が出てきます。そうなると対立していないくても追い出される可能性が出てきます。

いつ追い出されるかというと早くて定時株主総会が開催される来年3月に追い出されます。。。

韓進グループは、韓進KALが持株会社の役割になっていて、大韓航空は韓進KALの子会社。つまり、韓進KALの経営権をKCGIに奪われた場合、当然大韓航空などの子会社の経営からも追い出されると思います。

アシアナ航空もオーナーが変わるみたいですし、大韓航空もオーナーが変わっても良い時期かもしれませんね。

 

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