輸出6ヶ月目後退…KDI「景気不振」Vs 企財部「下半期回復」

輸出6ヶ月目後退…KDI「景気不振」Vs 企財部「下半期回復」

  • 5月1〜10日の輸出前年比6.4%↓半導体輸出マイナス
  • KDI、投資・輸出悪化で2ヶ月目の景気不振の診断
  • 政府「半導体需要回復。下半期の輸出改善を期待」

 

5月の輸出が半導体不振などの影響で後退りした。特別異変がない限り、昨年末から6ヶ月目の減少傾向が続く見通しだ。韓国開発研究院(KDI)は、半導体を含めて設備投資減少が続くなど、韓国経済はこの2ヶ月「不振」状態と診断した。一方、政府は、輸出が半導体需要の回復などに支えられ、下半期に行くほど改善されるだろうと楽観論を維持している。

 

輸出6ヶ月目の後退…半導体景気回復がカギ

13日、関税庁が発表した今月1〜10日の輸出は130億ドルで、1年前の同じ期間より6.4%減少した。操業日数を考慮した1日平均輸出額は1年前より13.6%減少した。

このような輸出不振は、韓国の輸出の20%ほど占める半導体輸出環境がまだ良くないからだ。半導体輸出は前年同期比31.8%も減少した。自動車部品(-11.2%)、液晶デバイス(-48.3%)も減少傾向を示した。一方、石油製品(10.5%)、乗用車(19.2%)、無線通信機器(17.5%)などは増加傾向を示した。

国別EU(0.4%)、ベトナム(29.9%)、日本(13.1%)への輸出は増加した。一方、貿易紛争を繰り広げている中国(-16.2%)と米国(-2.8%)をはじめ、中東(-30.3%)などは減少した。

輸入は152億2600万ドルで、前年同期より7.2%増加した。貿易収支は21億9200万ドルの赤字を記録した。

原油(16.8%)、半導体(25.4%)、ガス(13.4%)、輸入は増加した一方、機械(-7.4%)、乗用車(-5.8%)、半導体製造用の装置(-47.1%)などは減少した。半導体製造用装置が継続して、マイナスとなっているのは、企業が今後の半導体の見通しを肯定的に見ていないということを意味するというのが、輸出業界の分析だ。

 

KDI 2カ月連続不振診断…記載部「下半期の景気反発」

KDIはこの日発表した「KDI経済動向」で、「最近、私たちの経済は、需要萎縮が一部緩和したが、投資と輸出を中心に景気が低迷」と分析した。KDIは昨年11月、「全般的な景気がやや鈍化した状況」と診断した後、4月以降2カ月連続で不振と表現水位を高めた。

KDIは内需景気に大きな影響を与える建設部門も建設既成の減少幅は減ったが、住宅建築を中心に先行指標はまだ不振と診断した。KDIは「住宅着工が44.9%減少し、建築許可面積も8.4%減少し、当分の間、住宅部門の不振が続く可能性がある」と予想した。

キム・ヒョンウクKDI経済展望室長は「設備投資減少傾向は弱まったものの、増加に転じていないため、改善の力は微弱なものと見られる」とし「下半期に半導体実績が改善して成長率がよくなったとしても、経済が全般的に良くなるシグナルすることできるかは見守らなければならないだろう」と述べた。

政府は、輸出が、下半期に行くほどよくなるという肯定論に力を入れている。しかし、米中貿易紛争が長期化する場合、世界経済の減速とグローバル貿易縮小で輸出にマイナス要因として作用する可能性があると懸念している。

イ・ホスン企画財政部1次官は拡大マクロ経済金融会議を主宰した席で「輸出は半導体需要の回復などの影響で下半期に行くほど改善されると、多数の機関が予測している」とし「米中交渉を注視し、国内実体経済と金融市場に及ぼす波及効果を最小限に抑えるため、先制的に対応する」と述べた。

edaily
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=018&aid=0004376881


5/1〜5/10までの貿易については、こちらの記事をご覧ください。
5月1〜10日の輸出6.4%↓… 半導体輸出31.8%急減

KDIとしては、世界の工業生産と貿易量が大幅に下落して景気先行指数と心理指標も急激に悪化し、世界的な景気減速を反映しているというように世界的に景気後退しているため、韓国経済も景気不振という診断をしており、政府(企画財政部)は、半導体市況が下半期には回復するとは言っているようですが、”景気”が下半期に回復するとまでは言ってないような気が…

ということで、KDIと政府の認識は大きな違いがないような気がしなくもないですが、韓国政府の経済認識がちょっと微妙なのも事実なので、半導体市況回復=景気回復くらいに思っているのかもしれません。

 

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