韓最低賃金引き上げ速度OECD平均の2倍

経済人総連、韓国最低賃金引き上げ速度OECD平均の二倍、速度調整が必要

  • 韓国より高い引上げ国リトアニア·トルコだけ
  • 産業競争国日本・ドイツより3〜10倍ほど高い

 

韓国経営者総協会が韓国の最低賃金引き上げ率が国際平均の2倍に達すると分析した資料を発表した。現在の最低賃金の水準も全体の賃金の中間にある中位賃金の64.5%で、フランスやドイツに比べて高いと評価し、引上げ速度を調整しなければならないという主張だ。

12日経済人総連は「韓国とOECD加盟国の最低賃金水準の国際比較」報告書を発表した。レポートによると、韓国の最低賃金引き上げ率(累計)は、最近2年間で29.1%で、経済協力開発機構(OECD)28カ国の平均(14.2%)の2倍だった。最近5年間の上昇率は60.3%で、こちらも平均(32.6%)の2倍程だった。

 

※参考:最低賃金引上げ(累計) 上位5カ国

区分 1位 2位 3位 4位 5位 OECD平均
(28カ国)
直近2年
2018〜2019
リトアニア トルコ 韓国 メキシコ スペイン 14.2%
46.1% 43.9% 29.1% 28.3% 27.2%
直近5年
2015〜2019
トルコ リトアニア 韓国 チェコ メキシコ 32.6%
132.1% 89.9% 60.3% 57.1% 56.6%

韓国より最低賃金引き上げ率が高かった国は、リトアニア、トルコだけである。韓国と経済・産業分野での競争関係にある日本は、最近2年間で最低賃金を3.1%、ドイツは3.9%引き上げた。

経済人総連は最低賃金委員会の国際比較方式を活用して、韓国の最低賃金の相対的なレベルを測定した結果、今年の最低賃金の相対レベルは、中位賃金の64.5%を記録したと述べた。全体の平均賃金に比べると50.3%である。中位賃金比の最低賃金の水準は、フランス(61.8%)と英国(58.3%)、ドイツ(47.2%)、日本(42.1%)よりも高い。1人当たりの国民所得(GNI)比の最低賃金水準もOECD28カ国のうち、ニュージーランドとフランス、オーストラリアに次いで4位を記録したと分析した。

 

※参考:最低賃金の相対的なレベル上位国の比較(2019)

区分 中位賃金比 平均賃金比 1人あたりの国民所得比
1位 トルコ 81.3% ニュージーランド 55.5% ニュージーランド 118.3
2位 チリ 69.8% リトアニア 55.3% フランス 114.7
3位 リトアニア 68.0% スロベニア 50.7% オーストラリア 100.3
4位 ポルトガル 66.0% 韓国 50.3% 韓国 100.0
5位 ニュージーランド 64.6% フランス 49.9% イギリス 94.6
6位 韓国 64.5% チリ 49.5% カナダ 93.9
7位 フランス 61.8% イギリス 48.2% ドイツ 91.7
OECD平均 54.70% 43.40%

 

経済人総連は、国際競争力を高めるために中位賃金比の最低賃金水準で60%を超えてはならないと主張した。経済人総連は「世界市場で私たちと熾烈な競争を繰り広げる主要国の最低賃金の増加速度と相対的なレベルを考慮する必要がある」とし「最低賃金の比率が高すぎると、中小・零細企業や小商工人の状況が厳しくなり、賃金秩序が混乱するなどさまざまな副作用が発生するだろう」と強調した。

 

ソウル経済
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=011&aid=0003552579


今日の経済欄で話題になっている記事です。

労働界(労働組合)は、データの根拠がおかしいなどかなり批判的な声をあげています。

 

中位賃金比の最低賃金の水準は、フランス(61.8%)と英国(58.3%)、ドイツ(47.2%)、日本(42.1%)よりも高い。

韓国が64.5%で他は上記の通り、アメリカはというと32.2%とのこと。最低賃金が中位層の賃金と差があまりないということは、貧富の差がないというべきか。それとも、中位層も実はあまり賃金が高くないので、最低賃金と差がないというべきか。韓国の場合、後者のような気がしますが。。。

仮に後者と解釈すると、中位賃金と最低賃金との差が大きいアメリカ・日本・ドイツなどは中位の賃金が高いため、最低賃金が相対的に低くなっていると考えても良いかもしれません。

 

どちらにしても韓国の最低賃金の引上げは急激すぎて、労働組合以外は結構反対派が多いので、文在寅政権も意地を張らずに速度を落とすなどの対策をするのが良いと思いますね。

 


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