半導体60%↓、石油化学50%↓…製造業営業利益次々暴落

[製造緊急診断]半導体60%↓、石油化学50%↓…製造業営業利益次々「暴落」

主要製造業営業利益半分…一部の企業営業利益の上昇は錯視効果大きく

 

主要産業の低迷の中でも、良好な実績を見せていた半導体と石油化学業の営業利益が大幅に低下した。他の業種も低迷しており、製造業が全般的に厳しいのが現状だ。

12日、当誌が製造業の上位30社(時価総額基準)の第1四半期の業績を分析した結果、これらの企業の営業利益総額は前年同期比49.7%減の13兆8599億ウォンとなった。

製造業30社のうち5社が赤字を出し、15社は営業利益が2桁減少した。営業利益が増加した企業は10社に過ぎなかった。

業種別では、電子・電子部品分野の業績悪化が目立った。国内最大メーカーであるサムスン電子の第1四半期営業利益は6兆2333億ウォンで、前年同期比で60.1%減少した。

これまでの実績を支えていた半導体事業がメモリ半導体の需要低下と価格の下落で不振となったのが決定的だった。

半導体専門企業であるSKハイニックスも同じ理由で、第1四半期の営業利益が68.7%減の1兆3664億ウォンにとどまった。

LG電子は、スマートフォン事業の不振で営業利益が1兆ウォンに及ばなかった(9006億ウォン)。前年同期比では18.7%も下落した。

LG電子の部品系列会社も次々と業績が悪化した。LGディスプレイは第1四半期1320億ウォンの赤字を出した。昨年第1四半期(983億ウォンの赤字)より赤字幅が拡大した。

LGイノテックは、昨年第1四半期の営業利益168億ウォンで、かろうじて黒字であったが、今年の第1四半期は114億ウォンの営業損失となり、赤字を免れなかった。

サムスン電子部品子会社は、営業利益が増加したが、これには、サムスン電子のGalaxy S10発売に伴う一時的部品供給の増加という要因があった。

サムスンSDIは65.1%増の1187億ウォン、サムスン電機は23.6%増の1920億ウォンの営業利益をそれぞれ記録した。

石油化学メーカー各社も、その大半は業績が半減している。国際原油価格の上昇で原料負担が増大した中で主力製品の価格が下落し、サンドイッチ状態を免れなかった。

LG化学は第1四半期の営業利益が2754億ウォンで、前年同期比57.7%下落し、製油と石油化学系列会社を抱えるSKイノベーションの営業利益も53.5%減の3311億ウォンにとどまった。ロッテケミカルも55.3%減の2957億ウォンにとどまった。

鉄鋼・造船分野も不振を免れなかった。ポスコは19.1%減の1兆2029億ウォン、現代製鉄は27.6%減の2124億ウォンの営業利益を今年第1四半期の実績に発表した。

現代重工業は昨年第1四半期1238億ウォンの赤字から、今年第1四半期ようやく黒字転換に成功したが、営業利益は281億ウォンにとどまった。サムスン重工業は今年第1四半期333億ウォンの営業損失で、昨年第1四半期に続き赤字を記録した。

現代自動車起亜自動車現代モービスなど現代車グループ系列3社の第1四半期の営業利益が増加したが、基底効果と一時的な要因が大きく作用した。

現代自動車の場合、2017年には四半期1兆ウォン以上の営業利益を出して、翌2018年には激減した状態だったため、今年1四半期の8000億ウォン台の営業利益を肯定的な数字とするのは難しい。起亜自動車は4300億ウォン規模の通常賃金引当金戻入という一時的な要因を除けば、営業利益の増加率がマイナスだ。

 

dailian
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=119&aid=0002328318


まず、申し訳ないのですが製造業30社が具体的にどの企業を指しているのかがわからず仕舞いだったので、この記事の添付資料として紹介されていた企業+αの2019年第1四半期の業績を紹介したいと思います。

 

なお、企業名へのリンクは、当サイトの企業基本情報ページへのリンクで、会社情報・業績推移などをご覧いただけます。

企業名 営業利益(億ウォン) 営業利益
増減(%)
2019年Q1 2018年Q1
サムスン電子 62,333 156,422 -60.2
SKハイニックス 13,664 43,673 -68.7
サムスンSDI 1,187 719 65.1
LG電子 9,006 11,078 -18.7
サムスン電機 1,902 1,540 23.5
LGディスプレイ -1,320 -983 赤字拡大
熊津コーウェイ 1,351 1,313 2.9
LGイノテック -114 168 赤字転落

まずは、電機・電子系の企業の業績になります。一応、サムスンSDIとサムスン電機は結構な利益増加なのですが、”サムスン電子のGalaxy S10発売に伴う一時的部品供給の増加という要因”と言い切られてしまっています。。。自動車用バッテリー(サムスンSDI)やMLCC(サムスン電機)など中々の業績だったと思いますが。ただ、サムスンSDIはESS火災のため、2018年Q4から営業利益を半分に減らしています。

 

次は、石油化学系の企業になります。

企業名 営業利益(億ウォン) 営業利益
増減(%)
2019年Q1 2018年Q1
LG化学 2,754 6,508 -57.7
SKイノベーション 3,311 7,116 -53.5
ロッテケミカル 2,957 6,620 -55.3
ハンファケミカル 983 1,721 -42.9
錦湖(クムホ)石油化学 1,442 1,658 -13.0

“国際原油価格の上昇で原料負担が増大した中で主力製品の価格が下落し、サンドイッチ状態を免れなかった。”とのことで確かにおっしゃる通りですが、2018年第1四半期もサムスン電子の半導体部門同様で異常なほどの超好況だったため、それと比較すると終わった感を醸し出していると見ることもできます。

 

最後は、その他業種です。

企業名 営業利益(億ウォン) 営業利益
増減(%)
2019年Q1 2018年Q1
POSCO 12,029 14,877 -19.1
現代製鉄 2,124 2,935 -27.6
現代重工業 281 -1,238 -122.7
サムスン重工業 -333 -478 -30.3
現代自動車 8,249 6,813 21.1
起亜自動車 5,941 3,056 94.4
現代モービス 4,937 4,498 9.8
現代グロービス 1,853 1,505 23.1
現代ウィア 146 -298 黒字転換

業種は以下のとおりです。

  • POSCO・現代製鉄:製鉄業
  • 現代重工業・サムスン重工業:造船業
  • 現代自動車・起亜自動車:自動車
  • 現代モービス・現代ウィア:自動車部品
  • 現代グロービス:航空貨物・物流(自動車/自動車部品の運搬)

 

この記事と直前の記事で韓国製造業の第1四半期の業績のまとめになるかなと思います。

 

 

 

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