【業績速報】LG電子、2019年第1四半期。家電部門売上・利益は史上最高

LG電子、家電売り上げ·営業利益で四半期最大業績営業益30.5%↑

 

LG電子が全社第1四半期の営業利益は前年同期比で下落したが、家電では四半期の最大業績を記録した。国内の健康家電の販売増加と欧州・アジア地域の販路拡大で売上と営業利益の両方を獲得した。

LG電子は韓国採択国際会計基準(K-IFRS)の連結基準2019年第1四半期の売上14兆9151億ウォン、営業利益9006億ウォンを記録したと30日明らかにした。売上高と営業利益は前年同期比それぞれ1.4%、18.7%減少した。

 

第1四半期業績詳細

ホームアプライアンス&エアソリューション(H&A)事業本部は、売上高5兆4659億ウォン、営業利益7276億ウォンを達成した。売上高と営業利益共に四半期史上最高だ。売上高は国内市場で乾燥機、スタイラー、空気清浄機などのような健康家電の販売が増えており、欧州・アジア地域の販売の好調で前年同期比11%増えた。

営業利益はプレミアム製品の販売拡大とコスト削減に支えられ、前年同期比30.5%増加した。個別事業本部の営業利益が、四半期7000億ウォンを超えたのは今回が初めてだ。営業利益率も生活家電四半期史上最大の13.3%だ。

ホームエンターテインメント(HE)事業本部は、売上高4兆237億ウォン、営業利益3465億ウォンを出した。売上高はスポーツイベントの効果を享受した前年度比2.9%減少した。

営業利益は中南米など新興市場の為替レートの悪化で前年同期比減少したが、OLED TVなどプレミアム製品の販売に支えられ、営業利益率は8.6%を記録した。

次にモバイルコミュニケーションズ(MC)事業本部は、売上高1兆5104億ウォン、営業損失2035億ウォンを記録した。売上高は前期比で減少した。スマートフォンの売上が減少し、営業損失が続いたが、持続的な事業構造の改善で損失規模は、前期比36.1%減らした。

プラットフォーム化及びモジュール化戦略、コスト削減などを通じた事業構造の改善は続いている。製品のポートフォリオは効率的に運営されており、製品に対する反応も肯定的だ。 LG電子は、安定的で持続的なアフターサポートを通じて、信頼し長く使えるスマートフォンブランドを作り上げている。

自動車ソリューション(VS)事業本部は、売上高1兆3470億ウォン、営業損失154億ウォンを記録した。売上は新規プロジェクトが量産に突入して子会社であるZKWの実績が反映され、前年同期比60.4%増加した。原材料価格の上昇と新規プロジェクトへの資源投入があったが、売り上げ拡大、ZKW実績反映などで営業赤字は前年同期比で減少した。

ビジネスソリューション(BS)事業本部は、売上高6256億ウォン、営業利益555億ウォンを出した。売上は前年同期比で小幅減少した。インフォメーションディスプレイは販売が増えたが、太陽光モジュールの販売が減った。営業利益は、米国のセーフガードや主要市場の販売価格の下落などで、前年同期比で減少した。

 

第2四半期の展望

LG電子は第2四半期の国内生活家電市場が乾燥機、空気清浄機、スタイラー、無線掃除機などの健康家電の需要が持続的に増加するものと展望した。海外市場は、為替相場や貿易紛争の影響で、市場変動性が続く見通しだ。H&A事業本部は国内プレミアム家電市場で成長傾向を維持する一方、売上の拡大、原価構造の改善などを通じて前年同期比の収益性を維持する計画だ。

テレビ市場全体の需要は前年同期比で小幅下落すると見られているが、OLEDテレビ、超高画質(UHD)テレビなどプレミアムテレビは成長を続けるものと予想される。HE事業本部はOLEDテレビ、ナノセルテレビ、超大型テレビなどプレミアム製品の販売を拡大する一方、マーケティング費用を効率的に執行して安定的な収益構造を維持する計画だ。

スマートフォン市場は、北米と韓国を中心に5G市場が扉を開き、新モデルの発売が続くだろうが、需要停滞が続き、プレミアム市場の競争の激化は続く見通しだ。MC事業本部は第2四半期に5Gスマートフォン’V50 ThinQ’を発売し、売上成長のモメンタムを設ける。また、プラットフォーム化及びモジュール化戦略に基づくコスト効率化により、損益改善も継続して推進する。

LG電子は京畿道平沢のスマートフォン生産ラインをベトナム”LGハイフォン・キャンパス”に再配置し、収益性を改善して競争力を高める計画だ。ハイフォン工場はプレミアム製品を含むフルラインアップの生産能力を備えることとなり、今年下半期に年間生産能力は1100万台に増える。

世界の自動車産業は、北米や中国を中心に緩やかな需要回復が始まる見通しだ。特に、米国の原油安基調で、主要完成車メーカーの新車発売などが市場の需要を牽引するものと予想される。VS事業本部は、対外環境の変化に注視し、安定的な製品の供給に集中し、効率的な資源管理やコスト削減を通じて、先に収益性を管理する計画だ。

インフォメーション·ディスプレイはプレミアム製品を中心に持続的に成長し、太陽光モジュールも同様に主要国が太陽光発電を増やしているため、需要が増大するものと見られる。 BS事業本部は、インフォメーションディスプレイ事業でプレミアム需要に積極的に対応する一方、戦略市場で売上と収益性を同時に確保する計画だ。

 

デジタルデイリー
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=138&aid=0002072810


すでに、業績については、速報がありましたが、サムスン電子同様正式なものが出ましたので、ご紹介。
【業績速報】LG電子、微細粉塵で好業績

速報で使われていたグラフを再掲します。売上は落ちましたが利益は過去と比較してもそれほど悪くないと言ったところでしょうか?

各事業部門の売上・営業利益を表にまとめました。

18.4Q QoQ 19.1Q YoY 18.1Q
会社全体 売上 157,723 -5.4% 149,151 -1.4% 151,230
営業利益 757 8,249 9,006 -2,072 11,078
(%) 0.5% 5.6% 6.0% -1.3% 7.3%
H&A 売上 43,279 26.3% 54,659 11.0% 49,239
営業利益 1,126 6,150 7,276 1,700 5,576
(%) 2.6% 10.7% 13.3% 2.0% 11.3%
HE 売上 45,900 -12.3% 40,237 -2.9% 41,419
営業利益 2,056 1,409 3,465 -2,265 5,730
(%) 4.5% 4.1% 8.6% -5.2% 13.8%
MC 売上 16,754 -9.8% 15,104 -29.2% 21,344
営業利益 -3,185 1,150 -2,035 -717 -1,318
(%) -19.0% 5.5% -13.5% -7.3% -6.2%
VS 売上 13,988 -3.7% 13,470 60.4% 8,400
営業利益 -274 120 -154 16 -170
(%) -2.0% 0.8% -1.1% 0.9% -2.0%
BS 売上 5,978 4.7% 6,256 -2.7% 6,427
営業利益 149 406 555 -233 788
(%) 2.5% 6.4% 8.9% -3.4% 12.3%

やはり、LG電子は、家電とTVが売上を支えていて、スマホ事業は落ち目です。H&A事業は、どうみても微細粉塵のおかげとしか思えない製品(スタイラー・空気清浄機)が売れています。

環境が悪化すればするほどLGのH&A事業は儲かるという皮肉を感じます。

 

LG電子の企業情報と業績推移・株価チャートはこちらでご覧いただけます。
LGエレクトロニクス(LG電子)【企業基本情報】株価チャートあり

 

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