韓国企業、海外投資5.5兆円・国内投資大幅減…脱韓国

海外投資55兆… 企業「脱韓国」

  • 昨年9%増加し、過去最高… 中小企業も初の10兆ウォン突破
  • 国内設備投資は大幅減少… 第1四半期-10%、21年ぶりに最悪

 

大企業と中小企業ともに国内投資は削減し、海外投資は増やすエクソダス(exodus・大脱出)が加速している。国内設備投資増加率が通貨危機以降で最低を記録する一方で、昨年企業の海外直接投資(FDI)は、史上最高を更新した。海外直接投資は、韓国企業や個人が外国の企業を買収したり、現地法人を設立するために敷地購入や工場建設などに使ったお金である。韓国銀行総裁も企業の国内投資不振を公に警告した。

26日、韓国輸出入銀行によると、2018年の韓国の大・中小企業の海外直接投資額は478億ドル(約55兆5000億ウォン)で、関連統計の作成が始まった1980年以降最高を記録した。一昨年の438億ドルより9.1%増えた。このうち、中小企業の海外直接投資が100億ドル(約11兆6000億ウォン)で、初めて10兆ウォンを突破した。一昨年の76億ドルより31.5%急増したのだ。大企業の海外直接投資は同期間4.4%増え過去最高の378億ドル(約43兆9000億ウォン)を記録した。韓国経済研究院は「国内企業の海外直接投資額が急増し、最近10年間で海外に流出した純投資額は2196億ドル(約255兆ウォン)に達する」と明らかにした。

一方、企業の国内投資は大幅に減少している。今年第1四半期(1〜3月)の国内設備投資増加率は、通貨危機以降、21年ぶりに最低値である-10.8%にとどまった記録的な設備投資の減少は、韓国経済に直接的な打撃を与え、第1四半期の経済成長率は10年ぶりに最低の-0.3%に落ちた。

イ・ジュヨル韓国銀行総裁は26日、各銀行の頭取と懇談会を開き「第1四半期のマイナス成長の主な要因の1つは、企業の投資不振」と指摘した。「対外経済環境が最大の原因」と海外のせいにした大統領府と異なる解釈をしたものである。イ総裁は「現在の状況を厳重に監視する必要がある」とし「企業の投資心理が蘇ってこそ成長の流れの回復を早めることができる」と強調した。

国内企業の海外エクソダス(大脱出)は、最近になって手に負えないほどの広がりをみせている。25日LG電子が年間500万台規模の京畿道平澤スマートフォンの全生産ラインを、ベトナムのハイフォンに移転させると発表した。SKグループも昨年、ベトナムの5000億ウォン台の投資をしたのに続き、今年も1兆2000億ウォンを追加投資することにした。現代自動車グループは先月、インド最大の車両呼び出しサービスプロバイダ”オーラ(Ola)”に3億ドル(約3480億円)を投資することにした。これらによって、国内の中小企業も移転し、産業生態系自体が韓国を離れる現象が現れている。大企業は過剰な規制のため、新事業投資の機会を見出せず、中小企業は最低賃金の急騰や労働時間の削減など、急激な労働市場の環境変化のため、仕方なく韓国を離れているという指摘だ。

 

崩れる製造業…企業は海外へ

企業の国内設備投資の低迷は、韓国の成長エンジンが消えつつあることを意味する。主要国家産業団地の工場稼働率は今年に入って70%台、ソウル地域の産業団地の工場稼働率は60%前半まで下落した。その結果、先月全体の就業者数が1年前の同じ月より25万人増えたが、製造就業者数は10万8000人減少した。製造業の就業者数は、昨年12月以降4ヶ月連続で10万人以上ずつ減少している。

企業がお金がなくて設備投資を敬遠するわけではない。企業情報会社財閥ドットコムによると、昨年末基準、韓国資産上位10大グループ系列の上場企業95所が付いている現金は250兆ウォンに迫る(248兆3830億ウォン)である。2017年より12.2%増えた史上最大だ。しかし、国内投資よりも海外に向かう企業が多い。

各企業が資金不足で設備投資に二の足を踏んでいるわけではない。企業情報会社”財閥ドッドコム”によると、昨年末の韓国の資産上位10大グループ系列上場会社95ヵ所が保有する現金は約250兆ウォン(248兆3830億ウォン)ある。2017年より12.2%増えて過去最大だ。しかし、国内投資より海外に向かう企業が多い。

中小企業の海外投資は、特に2015年から2018年の3年間で2倍に増えた。中小企業は、グローバル価格競争力の維持や大企業との同伴移転、国内市場の萎縮などを理由に挙げる。最低賃金の急騰と週52時間の労働制が、これを加速させている。首都圏の自動車部品メーカーA社の代表は「プロセスの自動化で、10年は国内の工場を維持することができると考えたが、最低賃金の高騰と労働時間の短縮のために、生産単価が大きく上昇し、海外移転を早めざるを得なかった」と話した。

 

Jノミックス捨て産業政策新しく組み直すべき

専門家は、他の産業との関連性が高い輸送・機械設備等の製造産業を再起させる対策が急がれると指摘する。韓国銀行の金融通貨委員会員は「米国・ドイツ・日本などの大国が製造業を冷遇しないのは、一度崩れれば、経済が立ち直れないため」とし「企業が事業しにくい障害を取り除かなければならない」と述べた。

代表的なのが税金の問題だ。昨年大企業の税引前利益は3%増にとどまる一方、納めた法人税は18.8%増加した。政府は昨年課税標準3000億ウォン超過区間を新設し、その区間の法人税率を22%から25%に高めた。韓国とは異なり、米国(35%→21%)、フランス(33.3%→25%の計画)、日本(30%→23.2%)など主要国は、最近、逆に法人税率を下げて事業しやすい環境を作った。

企業を積弊に追い込む雰囲気も国内投資を萎縮させ、海外投資を増やす要因として挙げられる。ある中堅企業の代表は「労組と政界から悪人扱いをされ、自尊心が低下したが、最近、ベトナムへの訪問で英雄扱いされたことで、投資すべきという気がした」と話した。

 

朝鮮日報
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=023&aid=0003442413


25日に2019年第1四半期(1月〜3月)の韓国の経済成長率が発表され、-0.3%と結構な衝撃を受けたマスコミが多いようです。このことの原因について….

  • 政府:対外経済環境が最大の原因
  • 韓国銀行:企業の投資不振

と診断しています。”設備投資”の成長寄与度が悪いので、設備投資が原因であることは間違い無いのですが、『外国への輸出が減少したために、結果として設備投資が減った』と政府は言いたかったのでしょう。たぶん。

【速報】韓国2019第1四半期実質経済成長率マイナス、設備投資IMF以後最悪

 

普段からニュースに出てくるような大企業に限ると設備投資をしないのは、権利主張が激しすぎる”労働組合”に問題があると思います。中小も似たようなことが起こっているのであれば、韓国で設備投資をするのはリスクがありすぎます。

文在寅が親労組を続ける限りは、国内設備投資”減少”・海外設備投資”増加”という傾向は続くと思います。

 


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