消費者心理、5ヶ月連続で改善。7ヶ月ぶりに楽観的心理へ

消費心理、5カ月連続で改善…7ヶ月ぶりに「楽観」に切り替え

  • 指数101.6…補正など政府の政策期待が主な要因
  • 住宅価格展望小幅上昇も、下落予想多

 

消費心理が5カ月連続で改善され、7ヶ月ぶりにベースラインである100を超えた。雇用指標の改善、追加補正予算編成など、政府の政策に対する期待感で景気が良くなると見る人が多くなったのだ。

3カ月連続の最低記録を塗り替えた住宅価格の展望は上昇したが、まだ住宅価格の下落を予想している人が多かった。

韓国銀行が26日に発表した「2019年4月の消費者動向調査結果」によると、今月、消費者心理指数(CCSI)は101.6で、月前より1.8p(ポイント)上昇した。

CCSIは昨年12月(1.2p)から、今年1月に(0.6p)、2月に(2.0p)、3月に(0.3p)上昇の流れを持続し、4月(1.8p)基準値を超えた。この指数が100を超えたのは、昨年9月に(100.0)以来7ヶ月ぶりだ。

CCSIは、消費者が体感する景気レベルを示す指標である。長期平均値(2003年1月〜2018年12月)を基準値(100)とし、100よりも大きい場合に楽観的、小さければ悲観的と解釈する。消費者動向指数(CSI)のうち6つの主要な指数を用いて算出する。

韓国銀行関係者は「最近、就業者数が20万人を超え、雇用指標が改善され、補正の報道が続き、政府の政策への期待感が高まり、景気関連指数が上昇した影響」と分析した。続いて「物価と住宅価格の安定、金利の上昇期待弱体化などの影響で生活状況に対する認識も改善された」と付け加えた。

CCSIを構成する6つの主要な指数のうち5つは上昇、1つは横ばいだった。現在の景気判断CSI(74)は、4p、今後の景気展望CSI(81)、現在の生活状況CSI(93)は、それぞれ2p、暮らし向き展望CSI(95)、家計収入展望CSI(99)は、それぞれ1p上昇した。消費支出展望CSI(110)はそのままであった。

昨年9月以降、継続的に下落し、1月(91)、2月に(84)、3月に(83)と連続最低記録を塗り替えた住宅価格の展望CSIは87で4p上昇した。1年後、住宅価格が上がると予想する人が前月より増加したことを意味するが、まだ悲観論が優勢だった。

韓国銀行関係者は「指数が100よりも低いということは、住宅価格が下落すると予想する人が多い」とし「既存の住宅価格の下落を見ている人があまりにも多いため、基底効果として下落展望が出ているのだろう」と説明した。
※基底効果:基準となる視点の位置によって、経済指標が実際の状態よりも萎縮したり、膨らむ現象。

就業機会展望CSI(83)は、景気の認識と雇用指標の改善、政府の政策に対する期待感などで前月比4p上昇した。物価水準の展望CSI(142)は、前月比2p低くなり、賃金水準の展望CSI(117)は、1p上昇した。

金利水準展望CSI(110)は、先月より5p下落した。これは、韓国(4月18日)と米国(3月20日)が政策金利を凍結した中で、米国が金利を引き下げる可能性があるという報道などの影響とみられる。

現在の家計貯蓄CSI(95)と家計貯蓄展望CSI(97)は、先月よりそれぞれ3p、4p高く、現在家計負債CSI(101)と家計負債の展望CSI(98)は、すべて前月比1p下落した。

過去1年間の消費者が感じた物価上昇率の物価認識は2.2%で、2013年1月の統計編制以降で最低を記録した。今後1年間の物価上昇率の展望を意味する期待インフレ率は2.1%で、2002年2月の統計編制以来最も低かった。

韓国銀行関係者は「2つの数値はともに前月より0.2%p下落したが、これは最近の消費者物価上昇率自体が0%台と低くなった影響」と分析した。

今後1年間の消費者物価上昇に影響を与える主な品目の応答割合(複数回答)は、公共料金(45.2%)、石油類製品(44.6%)、個人的なサービス(28.1%)の順だった。

news1
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=421&aid=0003959330


韓国銀行が発表した「2019年4月の消費者動向調査結果」からの記事となります。
参考 Consumer Survey for April 2019Bank of Korea

昨日の2019年第1四半期の経済成長率-0.3%の衝撃が冷めやらない中で、発表された「消費者心理指数」と「消費者動向指数」ですが、韓国の消費者は”楽観モード”に切り替わったそうですが、この記事に対する韓国人の反応は、お約束通りに散々なものです。中には「数字をねつ造した!」という声も。某国にも同じような批判が…

確かに経済成長率マイナスもあるかもと思われていましたが、本当にマイナスになるとは…となると2019年第2四半期もマイナスになるかもしれない。ということで、来月の消費者動向調査が経済成長率の発表を反映してどう動くのかはポイントになりそうです。

 

ここからは、韓国銀行の消費者動向調査レポートから資料を取ってきましたので紹介します。

 

消費者心理指数(CCSI)

消費者心理指数(CCSI)は6つのCSIを用いて算出する指標で、100を超えると”良い”、100を切ると”悪い”という理解をします。半導体景気が終わった10月頃から下降線をたどり、100をきっていましたが、4月に入り復活して、良い指標になりました。

何が指標改善に貢献(寄与)していたかを示すのが、”寄与度”になりますが、消費支出展望以外でバランスよく指標がよくなっています。現在と将来の生活(暮らし向き)現在と将来の景気判断が改善されて、CCSIがよくなったと解釈すれば良いのかと思います…景気判断が改善というのが理解できませんが、統計なので…..(韓国人はこれをねつ造と言いたいようですw)

 

消費者動向指数(CSI):家計

CSIですが、こちらも100を超えると”良い(楽観的/上がる/増える)”、100を切ると”悪い(悲観的/下がる/減る)”と解釈します。

家計に関するものは、支出は増えるという認識の方が多いですが、暮らし向きは現在・将来ともに悲観的という認識の方が多いと解釈できます。

 

消費者動向指数(CSI):経済状況

CSSIの解説の時に現在・将来の景気が改善されたとしましたが、3月と比較した時に4月は改善されたという理解が正しく、100を切っていますので、景気については、現在・将来ともに”悲観的”という認識の方が多いということになります。

雇用機会の指標も改善されていますが、文在寅政権の高齢者雇用政策の影響でしょうか?20代と60代以上は改善された印象を多少受けますが…。ただ、83なので、悲観的という認識です。

 

消費者動向指数(CSI):貯蓄・負債

家計負債は100を超えているので、増えているという解釈になると思いますが、昨年の9.13の融資規制で一般の方が融資を受けるのが難しくなったという報道があり、負債が減るという認識になっているものと思われます。

 

消費者動向指数(CSI):物価

物価水準と賃金水準は、上がると考える人が多く、反対に住宅価格は下がる人が多いという認識です。住宅に関する融資規制のために、不動産価格下落がここ数ヶ月続いており、不動産市況が冷え込んでいるので、CSIが急激に下落しています。賃金水準は、連日最低賃金が〜とニュースで取り上げられていますので、上がると思う人が多いのは納得でう。

 

物価認識

物価がどの程度あがるかの認識に関する資料で、CSIとは異なる指標です。実際の物価上昇率とこちらの物価認識指標を比較して使うなどします。実際の物価は、記事の通りほぼ0%なので、徐々に下がり始めているのがわかります。

韓国銀行レポートからの資料はここまでです。

 

以下のリンクから、過去のCCSIとCSIの動きをご覧いただくことができます。(2019.4.26の午前中の時点で、まだ最新情報に更新しておりません2019.4.26 13:08最新情報に更新しました)

消費者心理指数
消費者心理指数(CCSI)

消費者動向指数
消費者動向指数(CSI)

 


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