【業績速報】起亜自動車、引当金戻入で営業利益前年比94%増加

起亜自動車、2年ぶりに利益率4%台

通常賃金戻入等で第1四半期の営業利益94%↑…現代車よりも利益率高く

 

起亜自動車が久しぶり実績で笑った。通常賃金戻入等の影響で、今年第1四半期の営業利益が昨年より94%も増えた。営業利益率は、兄である現代車を超えた。

25日、起亜自動車は今年第1四半期の営業利益前年同期比94.4%増の5941億ウォンと集計されたと明らかにした。第1四半期の純利益6491億ウォンで、昨年比50.3%増加した。

今年第1四半期の売上高(12兆4444億ウォン)が昨年の同期間より0.9%減少したが、通常賃金引当金戻入等の影響で営業利益が大幅に増加した。昨年第1四半期の営業利益(3056億ウォン)が為替などの影響で不振だったことも反動として作用した。

営業利益率は前日実績を発表した現代自動車を抜いた。起亜自動車は今年第1四半期の営業利益率4.8%で、現代自動車(3.4%)より1.4%ポイント高い。起亜自動車の営業利益率が4%を超えたのは2016年第4四半期以降、9四半期ぶりのことだ。

起亜自動車の関係者は「国内など一部の地域で売上高の減少とSUVの主力モデル老化により、売上高は小幅減少した」とし「しかし、販売単価の上昇、北米の収益性の改善と通常賃金訴訟引当金戻入などによる売上原価の減少で営業利益は大幅に増えた」と説明した。

営業利益は△米国市場でテルユライド発売・販売成功△友好的なウォンドル為替レート環境の影響△通常賃金戻入による売上原価の減少などで、昨年比94.4%増加した。当期純利益は、通常賃金訴訟引当金分戻入と期末為替レート変動に伴う外国為替換算利益の増加などの効果をあげた。

特に通常賃金戻入が業績好調に大きな影響を及ぼしたものと見られる。起亜自動車は、通常の賃金関連訴訟敗訴を理由に、2017年第3四半期に1兆ウォンほどの引当金を計上した。しかし、昨年2月に2審判決後、労使が通常賃金に合意し、通常賃金引当金の一部が戻入された。

起亜自動車の今年の第1四半期(1〜3月)の中国を含む世界的な卸売販売は、△国内11万4482台△海外53万4431台、全体で昨年第1四半期比0.5%増の64万8913台を記録した。

産業需要の成長が鈍化した欧州や中国では、売上高は微減したが、米国市場では、大型SUV「テルユライド」新車販売が好調を示しており、新興市場では「K3」「ストニック」などの販売が増えている。

起亜自動車は今年も厳しい経営環境が続くものと見込まれる中で△RVモデルを中心とした成功した新車投入△主要地域別のボリューム車種販売拡大△新興市場攻略の強化などで販売目標の達成と収益性防御に最善の努力を傾ける計画ある。

起亜自動車の関係者は「厳しい環境が続いているが、最近、米国市場で発売し、好調の「テルユライド」、まもなく披露する小型SUV(プロジェクト名SP2)などの新規RVモデルをはじめとする新車の販売を拡大する」とし「新興市場攻略に拍車をかけ販売目標の達成に最善を尽くす」と述べた。

Money Today
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=008&aid=0004209452


営業利益爆上げの要因となった「通常賃金引当金戻入等」の戻入額を調べてみたのですが、今のところ見つけることができません。1兆ウォン程度引当金を計上しており、過去の業績などを見る限り、戻入額は1000億ウォン〜1500億ウォン(100億円〜150億円)あたりと思われます

起亜自動車、”賃金爆弾直撃”

こちらが裁判で負けた時の記事になります。割増賃金等の計算の根拠になる「通常賃金」の範囲に関する訴訟で、労組側が勝利しました。

 

仮に1000億ウォンの引当金戻入がされていた場合、これを無視すると起亜自動車の営業利益は3.6%〜4.0%程度になると思います。それでも自動車産業で3.6%〜4%なら合格点でしょう。

 

起亜自動車【企業基本情報】

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