韓国自動車労組、度超えた経営干渉

韓国車労組、度超えた経営干渉

  • 韓国だけ経営・人事介入…世界の流れから「逆走」
  • 環境にやさしい・自律走行・共有経済など
  • 自動車産業の急速な環境変化も
  • 韓国強硬な労組30年目の闘争方式を固守
  • 「転換配置時労組合意を経ろ!」
  • ルノーサムスン労組過去最長のストライキ中

 

現代自動車やルノーサムスンなど国内完成車メーカー労働組合が経営・人事に介入しはじめて心配だ。全世界の自動車メーカーの中で韓国の労組だけだと主張して国際基準にも適合しないという指摘である。

自動車産業は、環境にやさしい車、自律走行車、共有経済など産業構造の再編と貿易戦争のような環境の変化に直面している。外部環境は変化するが、労組は30年前の闘争方式を固守して変化しない場合、現代自動車の最大の市場であり、成果をもたらしてくれた中国の工場のように、国内でも構造調整(リストラ)は避けられないという指摘だ。

21日、自動車業界によると、現代自動車労組は今年の秋夕(チュソク:日本のお盆のような日のこと)前の妥結を目指し、来月8日に団体交渉要求案用意のための臨時代議員会議を皮切りに、賃金団体協議闘争に突入する。

ハ・ブヨン現代車労組支部長は、組合新聞を通じて「今年の賃金団体協議要求案は賃金と成果給、定年延長、通常賃金、解雇者復職と損害賠償仮差押撤回、定年退職者などの人員補充などの大きな課題に集中する計画だ」と語った。

特に定年延長と通常賃金解決などの大きな課題に集中して圧縮交渉と強力な闘争を予告した。現代車労組は「組合員の大規模な定年退職のため、2025年までに、少なくとも1万人の正規職の人員を補充してほしい」と要求した。

一方、現代車は「内燃機関よりも部品が少ない環境にやさしい自動車の生産に自動車産業のパラダイムが変わっており、既存の人材を減らさなければならない状況だ」と対抗している。先に現代車は人工知能(AI)とモノのインターネット(IoT)、ビッグデータなどに代表される第4次産業革命の時代に積極的に対応するために、大卒新入社員の採用方式を部門別に人材が必要な時点で1年中継続募集をする随時公開採用に変更している。

専門家は、スマート工場とエコカーの生産、部品モジュールが拡大するなど自動車産業の変化の時期に、互いに力を合わせなければならない労使が、むしろ増幅している対立関係を懸念している。

キム・ピルス、大林大学校自動車学科教授は「電気自動車に必要な部品は、内燃機関車に比べて50%ほどにしかならず、構造が単純で中小企業でも作る」と「共有経済の拡大で自動車生産が20〜30%ほど減ると予想される状況の中で、自動車メーカーは、様々なモデルを迅速かつ正確に発売しなければならない「生存」の岐路に立たされている」と説明した。

それと共に彼は「世界の自動車メーカーはどこを見ても、生産を増やしたり、配置転換するとき、労組に了解を求める”協議”ではなく、必ず同意が必要な”合意”が必要なのは大韓民国だけ」とし「製造業の全盛時代は終わりに近づいており、労働組合の経営・人事介入は「高費用低生産構造で難しい自動車産業をさらに暗くさせている」と指摘した。

実際歴代最長期間のストライキ実施中のルノーサムスン労組も「配置転換時労組協議ではなく、合意を経ろ!」と要求している。このような協約がある世界の自動車メーカーは、韓国の現代自動車、起亜自動車、双竜自動車だけである。ルノーサムスンも2012年までに転換配置は合意事項だったが、当時の大規模な構造調整の後、労使が一致協力して協約を変えた。労組の変化した立場にルノーサムスンは「労組の人事・経営権合意切り替え要求は受け入れることができない」と対抗している。

キム・ヨンジン韓国自動車産業学会会長(西江大経営学科教授)は「世界の自動車工場で転換配置労使合意の問題はありえない事案」とし「ルノーサムスン釜山工場は委託生産工場のため、生産効率が非常に重要で、生産効率に基づいて人材再配置が行われなければする」と指摘した。

自動車産業の激変期の中、労組は人員補充より会社の存立と今後の方向について考えなければならないという意見も出た。

ギム・ギチャン大統領直属国民経済諮問会議の革新経済分科議長は「自動車産業のパラダイム転換期の中で考えを変えなかった従業員が多ければ多いほど革新は落ちる」とし「人を採用するよりも重要なのは従業員に将来の方向に合った教育を通じて誇りを育てることが重要だ」と強調した。

それとともに「30年の間に自動車生産方式が継続発展の中で、従業員たちも、生産性を上げて競争力を高める方策を研究すべきで、(現代自動車労組が会社に)1万人の人材を採用するよう要求するのは不合理である」とし「現代自動車が世界最大の市場である中国で変化に乗り出したように、内部で革新しなければ、3年以内に国内の工場でも構造調整が避けられない」と憂慮した。

 

edaily
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=018&aid=0004359499


韓国大手自動車メーカー5社のうち4社の労働組合は、金属労組に所属しています。(※ルノーサムスンの場合、厳密には違いますが…)

 

金属労組は、韓国人から社会のガンと呼ばれている「民主労総」という労組の下部組織になります。

 

この民主労総は、「自分たちは使用者に搾取されている側で、自分たちの主張を使用者が受け入れないのはおかしい」と考えているとしか思えない労働組合で、この労働組合の力が強いために、現代自動車は新しい工場を韓国に建設しないという状態になっています。

 

ということで、韓国の方が賃金良いですよと大企業だけをみて全体を語る人も出てきます。

 

 

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