「四面楚歌」ルノーサムスン労組

組合員の離脱に世論も冷ややか…「四面楚歌」ルノーサムスン労組

  • ますます低くなるスト率…スト名分めぐる内部の不満の高まり
  • 物量確保緊急なのに、労組は不動の姿勢

 

ルノーサムスンの賃金・団体交渉が解決される兆しが見えない中、7ヶ月目につながる長期ストライキに疲れ疲労感を訴える声が増えている。

このような雰囲気を反映するようにストライキ率がますます低下し、ストライキの名分に疑問を呈する従業員が生まれ、労・労対立に突き進む雰囲気だ。

17日、業界とルノーサムスンによると、15日の労組ストライキ集会参加率は58%にとどまった。10日のストライキ参加率が70%であり、12日退勤ストライキの時62%であった点を勘案すると、参加率が低下する傾向にある。ルノーサムスン労組は賃金団体協議対立で、昨年10月から58回に渡って234時間の部分ストを行ってきた。

スト参加率が落ちたのは、長期ストで賃金が減ったうえ「物量崖」による危機感が高まったことによるものである。危機に追い込まれた会社の事情とは異なり、ストライキを強行する労組執行部への不満も高まり、疲労感が重なったという分析も出ている。

従業員は、雇用不安が現実化することを最も懸念している。釜山工場全体物量の半分を占めるローグ(日産SUV)受託生産契約は9月に終了する。

しかし、その後の仕事はまだ未知数だ。ルノーサムスンとしては、本社からクーペXM3のヨーロッパへの輸出物量を割り当てられれば道が開かれるが、労組が粘ることに一貫して不透明になった。ローグ契約が終了すると、稼働率は半分以下に落ちる。

これとは別に、日産は、先月、ルノーサムスンの労使対立による供給支障の可能性を言及し、今年委託量を10万台から6万台に下方修正すると通知した。日産は、注文をキャンセルした4万台のローグ物量のうち2万4000台を日本の九州工場で生産する予定だ。

生産への支障が現実化し「会社が閉鎖してしまうのではないか」という不満が増えると、労組は15日、争議ガイドラインに違反した組合員に懲戒委員会を通じて賃金団体協議の結果に差を置くと脅した。賃金団体協議妥結金のなど一時金支給の際、ストライキ不参加者には、一部を与えないという意味だ。

それとともに労働組合は、生産ラインの速度下方調節、配置転換時労使合意、追加人員200人の投入などを要求するなど、継続的に会社と対立している。これに対して、ルノーサムスンの幹部は29〜30日、来月2〜3日の合計4日間、釜山工場の稼動を中断することにした。労働者の日の前後2回中断することにより、停止日数は週末を含めて9日である。

日産ローグ受託生産量の減少や内需不振などで物量の確保に赤信号がかかった状況で破局面に突き進む労組の動きに世論も冷ややかだ。ルノーの韓国撤退を煽っていると労組を非難したり、会社がつぶれても血税サポートはするなという強硬な反応出てくる。

それでも労組は17日と19日にも部分ストを続ける計画だ。世論の悪化と従業員の内部の不満の高まりに参加率はさらに下がると業界は見込んでいる。参加率が執行部の組合員の支持を知らせる尺度であるだけに、半分以下に下がる場合は、これ以上の強硬対応は難しくなるという観測も出ている。

ドミニク・シニョーラ、ルノーサムスン自動車社長は、16日オ・ゴドン釜山市長と会談し「これからも変わらず、韓国市場への投資を継続する」としながらも輸出の割合が60%を上回るだけに、速やかに賃金団体協議妥結をして、後続輸出量を必ず確保しなければならないと強調した。特に労組が要求する人事経営権合意の切り替えは、受け入れることができないと再び釘を刺した。

デイリーアン
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=119&aid=0002323555


連日報じられているルノーサムスンの労使問題ですが、久しぶりに”ルノーサムスン”の社長さんの談話が出てきました。

ドミニク・シニョーラ、ルノーサムスン自動車社長は、16日オ・ゴドン釜山市長と会談し「これからも変わらず、韓国市場への投資を継続する」

“ルノー”の社長ではなく、”ルノーサムスン”の社長というところがポイントです。さすがにルノーサムスンの代表が韓国市場への投資をやめます!と言い出しにくいです。私がルノーサムスンの社長ならもう撤退と言いますがw

 

労働組合は、生産ラインの速度下方調節、配置転換時労使合意、追加人員200人の投入などを要求するなど、継続的に会社と対立している。

一番最悪なのが、”配置転換時労使合意”です。これに合意してしまうと新車種や人気になった車種などの生産調整がまったくできなくなる可能性さえあるのです。現代自動車がこれを許しており、昨年末に販売した新SUVが人気で、会社側は増産したかったのですが、労働組合の同意に時間がかかり、ようやく5月に増産ができるようになるなど、企業の経営の根幹に関わることまで組合が口を出して、経営を悪化させています。(良化することはあまりなく、労働組合員の給料だけが上がるだけのような…)

 

 

日産ローグ受託生産量の減少や内需不振などで物量の確保に赤信号がかかった状況で破局面に突き進む労組の動きに世論も冷ややかだ。ルノーの韓国撤退を煽っていると労組を非難したり、会社がつぶれても血税サポートはするなという強硬な反応出てくる。

本当にこれが一般の声何です!労働者の意見を反映させているのではなく、彼らの組織の意見だけが反映した組織が金属労組(民主労総下部組織)なのです。下請けなどはもう生きていくのが厳しいはずです。

 

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