LGイノテック、今年第1四半期..11四半期ぶり赤字見通し

`世界1位のカメラモジュール`LGイノテック、今年第1四半期..11四半期ぶり赤字見通し

  • 16年第2四半期以降初の赤字転換。アップルiPhone低迷による打撃
  • 今年下半期”トリプルモジュール”採用拡大で回復期待感
  • カメラモジュール、3Dセンシングモジュールで成長拍車

 

世界1位のカメラモジュールメーカーであるLGイノテックが今年1四半期の赤字転換が確実視されている。昨年8兆ウォンに迫る史上最大の売上げを記録したLGイノテックが四半期の業績で赤字を記録したのは2016年2四半期以降11四半期ぶりに初めてだ。アップルの部品供給需要により、毎年”上低下高(上半期低調下半期上昇)”の実績の流れが続いたが、今回はiPhone新製品の販売不振まで重なり、営業損失につながったという分析だ。これに対して、LGイノテックはデュアルに続くトリプルカメラの採用拡大とToF(飛行時間距離測定)3Dセンシングモジュールなど最先端の新製品の量産を通じて、新規需要拡大に乗り出している。

11日、金融情報会社FnGuideによると、LGイノテックの今年第1四半期の業績コンセンサス(予想値)は、売上1兆6557億ウォン、営業損失183億ウォンで、前年同期比売上は3.77%減少し、赤字転換が予想されている。昨年までLGイノテックは世界1位のカメラモジュールを基盤に成長傾向を見せていた。カメラモジュールを生産する光学ソリューション事業が業績を牽引し、過去最高の売上である7兆9821億ウォンを記録した。カメラモジュールの世界市場シェアも昨年18.7%で1位の座を守り抜いた。特にLGイノテックが世界で初めて開発して常用化したデュアルカメラモジュールは、iPhoneはもちろん、中国の製造業者も、スマートフォンへの搭載を増やし、カメラモジュールのシェアは2年前の2016年(14.5%)と比較して4.2%ポイントも増加した。サムスン電気(12.8%)との差も2年間で3.8%ポイントから5.9%ポイントへ拡大した。

しかし、アップルにカメラモジュールなどスマートフォン部品を供給してきたLGイノテックは、iPhone新製品の減産決定と販売不振などの直撃弾を受け、業績が急速に悪化している。光学ソリューション事業の今年第1四半期の売上は8600億〜9600億ウォン台に止まり、1兆ウォン未満と予測されている。昨年第1四半期の光学ソリューションの売上(1兆141億ウォン)より最大15%ぐらい減少した。営業損失規模も380億ウォン前後と推定される。

パク・ウォンジェ未来アセット大宇研究員は「実績不振は光学ソリューション事業の影響からアップルのiPhoneの販売不振の直接的な影響を受けている状況」とし「第2四半期も赤字が続く可能性がある」と話した。

業界では今年下半期、アップルや中国メーカーなどのスマートフォン新製品にトリプルカメラの採用が増えて、業績が改善すると見ている。しかし、LGイノテックはさらに一歩進んで、スマートフォン用ToFモジュールを量産し、カメラモジュールに続き、最先端3Dセンシングモジュールを新しい1等事業に育てるという構想だ。このToFモジュールはLG電子の戦略スマートフォン’LG G8 ThinQ’に搭載された。

ToFモジュールは被写体を向けて発射した光が跳ね返って帰ってくる時間と距離を計算して事物の立体感と空間情報、動きなどを認識する最先端3Dセンシング部品だ。3D認識可能な区間距離が長くて、電力消耗が少なく、薄く作ることができ、スマートフォン用に適している。また生体認証や動作認識、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)機能などを多様に実装できる。

業界の関係者は「今年のスマートフォン市場はカメラ需要が急増するのが最も大きな変化であり、下半期にはトリプルカメラで実績の反転が可能だ」、「来年には3Dカメラ市場が本格的に開花し、恩恵が期待される」と見込んだ。

LGイノテックが量産中の3DセンシングToFモジュール。(写真=LGイノテック)

 

edaily
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=018&aid=0004351880


LGイノテックは、記事にある光学ソリューション事業の他に、LED事業、基板材料事業、電装部品事業を事業にしており、売上の半分以上、光学ソリューションで、20%が電装部品事業、残りをLEDと基盤材料が半々程度という売上構成になっています。

記事では、今年の第1四半期はiPhoneの販売不振で、光学ソリューション事業が赤字になり、他の事業では補完できなかったということになります。

単位:億ウォン2017/09 2017/12 2018/03 2018/06 2018/09 2018/122019/032019/06(E)
売上高17,87228,69817,20515,17923,13224,30513,68614,979
営業利益5591,4121681341,2971,036-11480
当期純利益348864-97159937632-330-19
営業利益率(%)3.134.920.980.885.614.26-0.830.54
純利益率(%)1.953.01-0.561.054.052.60-2.41-0.13
ROE(%)10.069.376.896.739.558.026.93
負債比率(%)175.45201.29166.31178.94200.38171.74164.93
当座比率(%)85.4383.275.7878.5573.35100.8590.37
資本留保率(%)1490.221584.481573.071585.151659.361,724.221,685.58
LGイノテックの四半期の業績資料になります。確かに昨年の第1四半期もそれほど良いというわけではなさそうです。

年間の業績は、こちらのLGイノテック基本情報で紹介していますので、ご興味のある方はご覧ください。
LGイノテック【企業基本情報】

 

LG S8 ThinQは日本で販売しているのかと気になり、Amazonで調べてみたところすぐに出てきました。

韓国ではいくらくらいで販売されているのかも調べてみました。

 

キャリアに加入して契約する場合は、772,300ウォン(76,389円)が最安値でした。

Amazonより1万円以上安い…

 

製品としてはスペックが同じなのですが、sim freeではなくキャリア契約のものなので違いがあります。sim free版も探してみたのですが出てきませんでした。検索の仕方が悪かったかもしれません。

 

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