サムスン電子、AmazonによるサーバーDRAMリコール後の波紋

サムスンサーバーDRAMのリコール後の波紋

サムスン電子、中心的な顧客会社”Amazon”価格交渉で不利な立場懸念

サムスン電子の主力製品である10ナノメートル後半級(1x nm)サーバーDRAM不良問題で注力顧客である米国アマゾンウェブサービス(AWS)がサムスン圧迫に出た。アマゾンは、SKハイニックスに1xナノサーバーDRAM供給能力を問い合わせて、生産量やスペックなどを要請した。アマゾンは、サムスン電子のサーバーDRAM最大顧客の1つだ。

5日、半導体業界によると、最近、サムスン電子は、米国のクラウドサービス企業のアマゾンに供給するサーバーDRAM製品で不良が発生してクレームを受けた。アマゾンが品質不良を理由にリコールを要求しつつ、世界1位のメモリ半導体メーカーであるサムスン電子の信頼性が損なわれた。

ここで、市場影響力が大きい重要な顧客であるアマゾンはSKハイニックスにサーバーDRAM供給量の拡大を打診したことで、サムスン電子の立地はさらに狭くなった。アマゾンがサムスンの製品を削減し、ハイニックスの製品を増やす案を検討することで、両社を天秤に掛けて、価格圧力に入る可能性が高いからである。

業界関係者は「1xナノ工程の場合、サムスン電子の生産能力がハイニックスよりはるかに高いが、ハイニックスの追撃も少なくないので、アマゾンとしては、両社にすべて供給可能量とスペックを要求したものと見られる」とし「アマゾンはすぐに完全に乗り換えることはないが、今後、サムスン電子のサーバーDRAMの供給に支障をきたす可能性は排除できない」と説明した。サムスン電子は、問題となった工程を見つけて修正を終えたという立場だが、信頼性の問題は、当分の間続くと思われる。

アマゾン、グーグルなどサーバーDRAM重要顧客であるデータセンター・サーバーメーカーの在庫の蓄積と新規購入の遅れで実績への打撃が大きいサムスン電子は、今回の不良問題のために、今後の価格交渉でも不利な立場に立つことになった。何とか在庫を減らし、価格上昇の勢いを作りたいサムスン電子だが、お客様との交渉で不利なカードを握ることになった。

サムスン電子は、今回の問題が業績に与える影響は大きくないとしている。しかし、昨年上半期に続き再び不良が発生し、ただでさえ顧客企業との「在庫戦争」を繰り広げているサムスン電子として「二重の悪材料」を抱えることになった。損失規模が8兆ウォンと一部報道について、サムスン電子は「話にならない数字」と反論した。業界では、不良製品の規模が数千億ウォン水準であると推定している。

サーバーDRAMの価格下落の見通しも悲観論に力を入れている。サーバーDRAMは「在庫がなくて売れない」という言葉が出るほどの供給が不足し、モバイルDRAMより20%以上の価格プレミアムを受ける重要な製品であった。お客様から超ハイスペック製品注文や問い合わせが、まず入ってくるほどの需要と収益性のともに「プレミアム」と評価される。しかし、最近、お客様の在庫蓄積で価格下落が続いている。

半導体市場調査機関DRAM Exchangeは、サーバーDRAMの「第1四半期の高い在庫水準と伝統的なオフシーズンが到来し、かなりの失敗の兆候を見せている」とし「北米のデータセンター数カ所が、3月の発注を開始しましたが、全体の購入件数はまだ明確な回復傾向を見せていない」と分析した。それとともに「サーバーDRAM価格は第2四半期も20%ほど下落した後、第3四半期にも、それぞれ10%前後の下落を示すだろう」と予想した。

高い在庫水準も負担だ。DRAM Exchangeは今年初めよりも3月末基準の在庫レベルが増加したのだ。価格が落ちるまで待つ大型顧客の購買遅延が続いた影響である。

昨年末基準サムスン電子の半導体棚卸資産は、2017年比で83%増の12兆7630億ウォンに達した。業界関係者は「サムスン電子などのメモリメーカーが30%以上の需要の増加を予想して、大規模な増産したが、半導体景気が急激に鈍化し、データセンターなどの主要な需要先での購入を減らし、在庫が急増している「ダウンサイクル」が濃くなっている」と懸念した。

news1
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=421&aid=0003921084


今日、2019年第1四半期暫定業績が発表されたサムスン電子ですが、こちらの問題も大きく取り上げられ始めたので、記事をご紹介します。
【業績速報】サムスン電子暫定業績発表、営業利益前年比60.4%減少

元々は先月この問題が発覚して、記事に取り上げられていました。
サムスン製サーバー用DRAM、200億円規模の不良品問題発生

サムスン電子の製品の品質問題が、今後の業績やシェアにも大きく関わってきそうです。

 

なお、2017年・2018年のサムスン電子の業績がよかったことと文在寅政権は何ら関係ありません。


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