斗山建設、当期純損失550億円 親会社斗山重工業が支援に乗り出す

当期純損失5500億KRW…有償増資乗り出した斗山建設ペースを取り戻すか?

  • 斗山建設、4200億ウォンの有償増資の決定
  • 重工業3000億ウォン増資参加予定
  • 住宅事業で売れ残り続出して経営は「グラグラ」
  • 建設景気暗く…海外活路開拓するか

斗山(トゥサン)建設が昨年5500億に達する大規模な当期純損失を記録し、財務健全性に’赤信号’が灯されたが、親会社の斗山重工業が救援投手になった。

先月21日、斗山重工業5000億ウォン規模の有償増資を決定し、このうち3000億ウォンで斗山建設の有償増資に参加する意向を示した。斗山重工業は、斗山建設の持分の75.8%を保有する最大株主だ。

同日、斗山建設も4200億ウォンの有償増資を決定した。斗山建設は同月、暫定業績の発表を通じて昨年連結ベースの営業損失522億ウォン、当期純損失5518億ウォンを記録したと公示した。今回の大規模な当期純損失の認識で財務安全性指標が大幅に低下した状況にある。

ファン・ドクギュ、ナイス信用評価室長は「今回の当期純損失規模は前年末の自己資本の57%に達する水準であり、今回の損失の認識で連結基準の会社の負債比率は2017年末の194.7%から2018年末には552.5%に上昇した」と指摘した。

 

斗山建設がこのように揺れるようになった理由は、収益のほとんどを住宅建築で得ている事業構造のためだ。斗山建設の場合、様々なプロジェクトで売れ残りが続出した。

特に不動産景気の下落で分譲市場が急激に萎縮すると財務構造への負担が増大した。金海センタム・ウィーブ(231億9500万ウォン)など、現場で発生した工事未収金などの未収金規模が前年722億ウォンから昨年887億ウォンと22.9%大きく増加した。

もし分譲代金を受け取ることができない状況になれば、建設会社では貸倒引当金を積み立てて不良債権を整理することになる。斗山建設は大規模な貸倒引当金を確保したため、営業利益の赤字と当期純損失が拡大したものと分析される。

これに対して、斗山建設は28日開かれた定期株主総会で「建設業の競争力を強化して新成長エンジンを発掘し、事業継続性を堅固に作る」、「優秀な施工能力と実績を保有した道路・鉄道工事を基に事業を拡大する計画」と明らかにした。

しかし、今年、建設景気展望も明るくないため、再起に成功できるか懸念される。韓国経済研究院は’KERI経済の動向と展望:2019年1四半期’報告書で政府の不動産抑制政策とSOC予算削減に起因して建設投資減少幅が-5.0%まで拡大されると分析した。

ただ、斗山建設は海外受注を通じて活路を開拓しているものとみられる。今月7日ミャンマーのタウングー(Taungoo)からカマナット(Kamanat)までの174キロ区間に500㎸鉄塔368基を建設するプロジェクトを受注した。工事金額は約1008億ウォンで、送電線単独工事では大規模なプロジェクトとして評価される。

newsis
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=003&aid=0009141524


斗山グループは、株式会社斗山が持株会社となりグループを統括し、複数の子会社を保有しています。斗山の子会社のうちの1つが斗山重工業になります。そして、斗山建設は、斗山重工業の子会社になります。斗山重工業は、子会社に斗山建設・斗山インフラコアなどを持ちます。

[斗山重工業(売上は2018年連結)]
斗山重工業(プラント建設など):売上14兆7611億ウォン wikipedia 
斗山建設(建設):未上場企業
斗山インフラコア:売上7兆7301億(建設機械)ー斗山ボブキャット:売上3兆9708億ウォン(建設機械)
※連結なので売上は重複しています

斗山重工業は、原子力発電所の建設で有名な会社なのですが、文在寅政権の脱原発政策のためにかなり痛い目に遭っています。斗山建設の業績が悪いのも不動産市場に問題があり、不動産市場を混乱に陥れたのは、文在寅政権ですから、斗山グループはとことん文在寅政権と相性が悪いみたいです。
「文在寅ショック」斗山重工業、事業部門3社に統廃合 脱原発で経営的に厳しい状況に置かれたのですが、それでも子会社を有償増資で助ける理由は何なのか?私のような凡人には、まったくわかりませんが、オーナーの気持ちの問題かと。

反対に、斗山インフラコアの業績はかなり良いです。中国市場のお陰と言えます。
斗山インフラコア、過去最高実績達成!ボブキャットも好調 2019年になったら中国市場は悪くなると言われていたのですが、中国の建築機械市場は相変わらず熱いようで、斗山インフラコアは順調に売上を伸ばしています。ボブキャットも北米・欧州市場で健闘しているようです。

 

斗山グループ・熊津グループ・クムホアシアナグループあたりが資金的にヤバイと言われているグループの代表格と言えます。


熊津グループ
:グループ内企業がそれほど順調でもないのに、以前のグループ会社を無理に買収したので格付けが下がる
熊津エネルギー、監査意見”意見拒絶”で75億円の期限の利益喪失 優良企業買収5日後に子会社倒産危機

クムホアシアナグループ:無理な買収劇により資金繰りを悪化させ、買収企業の売却だけでなく、グループ中核企業までも売り渡すハメに
財務赤信号のアシアナ航空、クムホアシアナグループへの影響は?

斗山グループも資金繰りが悪いと以前から言われておりますが、まだクムホアシアナグループや熊津グループほど末期的ではなく、斗山ボブキャット上場などで資金をかき集めて何とか生きている感じです。(実は、資金繰りが悪くなったもともとのキッカケを作ったのが、ボブキャットの買収だったりします。借金をして無理な買収をし、買収企業も赤字企業で…という)

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