アシアナ航空、1000億円規模の早期償還危機

監査意見’限定’アシアナ航空、1.3兆債権の早期償還危機

  • ナイス信用評価”監査意見’限定’は致命的要因
  • 韓国企業評価、監査意見が’限定’の場合、信用評価否定的要因
  • 韓国信用評価、過去会計信頼性の毀損で、完全に信用等級’降格’

注:このニュースは、3月22日の夜に配信されたニュースになります。

アシアナ航空が監査意見’限定’を受け、信用格下げ懸念が高まっている。1兆3000億ウォン(約1300億円)にのぼる債務の早期償還の危機に直面しかねないという観測も出ている。

アシアナ航空が昨年11月に発表した四半期報告書によると、社債格付けが’BBB-‘未満に下落すれば、長期借入金と資産流動化社債についての早期支払い事由が発生する。つまり、信用等級が’BBB-‘を下回ると、11月から2023年まで設定されている負債の満期が無力化する。韓国信用評価とナイス信用評価が昨年6月の評価したアシアナ航空の信用等級は’BBB-‘だ。

22日、金融監督院によると、アシアナ航空が今後返さなければならない資産流動化社債は8809億ウォンと集計された。昨年10月から現在までに発行された流動化社債物量はここでは除外された。

また、産業銀行・輸出入銀行・ウリ銀行・国民銀行・光州銀行、農協・韓国スタンダードチャータード銀行・現代キャピタル・大韓地方行政共済会・住宅都市報症公社などから調達した長期借入金は4070億ウォンに達する。格下げ時すぐに返済しなければならない金額が1兆3000億ウォンに達する。

サミル会計法人がアシアナ航空に対する監査意見を’限定’と明らかにしたことで、アシアナ航空の信用等級も’降格’の手続きに入った。

韓国企業評価は’KR信用評価一般論’を通じて「会計監査人(法人)の監査意見が限定意見/不適正意見/意見の拒絶などの場合、信用評価の否定的な要因として作用したり、信用等級の拒絶などの要因になることもある」と明示している。

チョン・ミョンフン、ナイス信用評価室長は「三逸(サミル)会計法人の’限定’監査意見は確かに企業格付けに致命的な影響を及ぼす要因」とし、「これと関連してナイス信用評価内部では午前に会議をし、午後も会議を行う。会議が終われば、報道資料を出す予定」と答えた。

韓国信用評価の関係者も「過去の事例に大きく外れないだろう」と短く答えた。実際、韓国信用評価は昨年12月韓国航空宇宙産業が、監査意見’限定’を受けると、会計信頼性毀損を理由に’AA-/安定的’から’AA-/否定的’に変更した。

これに先立ち、2016年、大宇造船海洋は監査意見’限定’を受けると、格付け会社は一斉に大宇造船海洋の信用格付けを’BB’から’B+’に格付けを下げたことがある。同様に等級’降格’理由は、会計情報の信頼毀損だった。

会計業界では、今回の事案について’信頼性’問題と’負債’問題が同時に起こるものと見ている。

中堅会計法人のある公認会計士は「監査意見’限定’は財務諸表の一定部分を信頼できないという意味」とし、「アシアナ航空が負債など一部の項目に当該資料を十分に提供していなかったときに発生する」と説明した。

さらに、「アシアナ航空の会計指標を信頼することができなければ、実績や負債比率などを論ずることも意味がない」、「この状態で格付けがそのまま維持するのも不思議なこと」と指摘した。彼は引当金が問題となっただけに利益減少や、負債の認識率が従来より高くなる可能性があると付け加えた。

一方、アシアナ航空側は「信用等級’下落’以降に起き得ることについて、今は言えない」、「対策を検討しており、早期再監査を申請して’適正’意見に変更されるように努力する」と答えた。

newspim
http://www.newspim.com/news/view/20190322000468


22日に監査意見”限定”を受けたアシアナ航空ですが、監査限定意見が出されたニュースは、当サイトでも速報でご紹介しました。
【速報】アシアナ航空、監査”限定”意見、監理銘柄へ

続いて、継続企業としても問題があるのではないか?という記事も配信され、こちらもご紹介しました。
アシアナ航空、監理銘柄で生存も継続企業の前提に疑問 アシアナ航空、過度な航空機リース経営が足かせに 過度に借り入れがあったり、過度なリース負担などもあり、企業が継続できるのか?という問題でした。

このような状況のアシアナ航空ですが、格付けも落とされるというニュースが22日の時点で配信されていました。企業が継続できるか疑問と言われたのですから、格付けが落ちるのは当然と言えば当然です。

記事によると、アシアナ航空は、格付けが落ちるとすぐに1兆3000億ウォン(1300億円)規模の償還をしなければならないようですが、そんな金額の償還を要求されても間違いなく無理なので、本当に要求されたらどうなるのか気になるところです。

 

アシアナ航空が今後返さなければならない資産流動化社債は8809億ウォンと集計された。昨年10月から現在までに発行された流動化社債物量はここでは除外された。

ところで、実は、ここでいう資産流動化社債ってなんだろう?と疑問に思ったのですが、よくわからなかったため、ニュースを紹介しないことにしましたが、今日、別のニュースが配信されたことで、「資産流動化社債」の内容(意味)が、”資産担保証券(ABS)”であることがわかり、配信することにしました。

続けて、借入の中身についての記事をご紹介いたします。
アシアナ債券も上場廃止、債券投資者にも火の粉

 

コメントを残す