サムスン電子、QLED TV市場シェア独占

QLED陣営寂しく率いるサムスン…QD-OLEDに底辺拡大か

  • QLED TV市場サムスンのシェア2017年86.4%→2018年96.7%
  • 海外TV業者QLED販売割合減らしてOLED転換傾向

昨年約44%の成長を記録した世界QLED TV市場で主要企業が撤退している。サムスン電子1社が爆発的にQLED TV販売台数を増やした中で、ハイセンスとTCLを含むほとんどの海外企業が昨年販売台数を減らしたり、販売を中断している。QLED TV市場の成長の勢いとは別に、たった1社で陣営を率いるサムスンに対する懸念が出ている状況だ。

22日、グローバル市場調査会社IHSマークイットによると、サムスン電子のQLED TV市場占有率は2017年86.4%から昨年(2018年)96.7%に増えた。一方、2017年のシェア2位・3位を記録したハイセンスとTCLは販売台数を急激に減らし、フィリップス(AOC/TP Vision)とコンカ(Konka)は昨年販売を中断した。

サムスンのQLED TVはクオンタム・ドット粒子にメタルを採用する新しい技術で画質を改善したLCD TVだ。これまでLCDに入っていたバックライトの特性上、深いブラックを実現するのが難しかったが、これを改善した。ただ、厳密な意味で業界で定義するQLED(量子ドット発光ダイオード)とは異なる。LCD TVの一種であるが’QLED’という名前をつけて競争が激化したLCD TV市場で新たな陣営を構築したのだ。

昨年、世界のQLED TV市場規模は前年より82万2000台増加した268万8000台を記録した。サムスン電子を除く全ての会社の販売台数は、同じ期間16万7000台が減少したが、サムスン電子1社の販売台数は92万2000台も増加した。サムスン電子1社でQLED TV市場の成長を導いたわけだ。

2017年まではQLED TV市場でハイセンスとTCLなどサムスンを除いた海外メーカーの割合の合計は10%を超えていた。ハイセンスとTCLのQLED TV市場占有率はそれぞれ2017年7.5%と5.6%から昨年0.8%、1.7%に急落した。米国のビジオ(Vizio)が唯一、昨年QLED陣営に合流したが、販売台数は3万5000台(シェア0.1%)に止まった。

このことについて、サムスン電子関係者は「以前は、陣営を広げることも重要だったが、すでに昨年QLEDがOLED販売台数を超えた状況で、他の業者の離脱は、あまり気にしていない」、「他のメーカーと関係なく、サムスン電子がよくやっているため、むしろ格差はより広がるだろう」と話した。

OLED(有機発光ダイオード)市場の場合、昨年シェアが2017年より分散した。OLED陣営を率いているLG電子のシェアが10%以上減少すると同時に2・3位圏メーカーのシェアを増やした。これにQLED陣営から離脱した業者もOLED陣営に参入したり、販売台数を増やしたため、シェアが分散した。

昨年QLED販売を中止したフィリップスはOLED市場のシェアが2.75%から5.6%に増えた。QLED販売を減らしたハイセンスも昨年から初めてOLED販売を開始し、シェア0.53%を記録した。2017年にそれぞれ12%と4.4%のシェアを記録した日本のソニーとパナソニックも昨年18.9%、7.7%に増えた。

業界の関係者は「競争会社と共に勢力拡大ができなければ、市場の成長に限界がある」、「最近、プレミアムLCD TVにこだわったTVセットメーカーがOLED TV陣営に合流する傾向が見られる」と話した。

海外メーカーがOLED陣営に合流したのは肯定的だが、OLED陣営も越えなければならない山はそのまま残っている。OLED TVの場合LCD TVより性能や厚さの面では優れていても、価格競争力が劣ることは引続き足かせになっている。チョン・ユンソンIHSマークイット常務は「OLEDはLCDとの価格競争を避けられなくなり、品質がどんなに価値があっても容易でないのが現実」と説明した。昨年の場合OLED TV市場は、販売台数ベースでQLED陣営に遅れをとった。

QLEDとOLEDの競争が次第に過熱する中で、海外主要メーカーがOLED陣営に移る状況をめぐり、サムスン電子の悩みも深まるものと思われる。最近、サムスンがQD-OLED(クオンタム・ドット-有機発光ダイオード)に投資するという見通しが継続して出ているのも同じ脈絡からだ。

QD-OLEDは、青色OLEDに赤色と緑色が寿命が長い無機物であるクオンタム・ドットのカラーフィルターで実現した次世代ディスプレーだ。LGディスプレーが商用化したホワイトOLED(WOLED)方式より色の再現力が高く、優位な技術と評価されているが、商用化されていない状態だ。

サムスン電子は「QD-OLED TV事業は検討中ではない」という立場だ。ただ、サムスンディスプレイから関連技術の開発は進んでいるという。サムスンディスプレーの関係者は「QD-OLEDを含めたクオンタム・ドット基盤の多様な技術を開発中であることは間違いない」と話した。

公式的に明らかにしていないが、サムスンがQD-OLED事業に乗り出すのは時間の問題とみられる。IHSマークイットも最近開かれた’韓国ディスプレーコンファレンス2019’で「サムスンディスプレーが既存LCDパネルを生産するL8-1ラインだけでなく、L8-2ラインも今年の8月中に閉鎖してQD-OLEDに転換するものとみられる」、「2021年第1四半期を量産地点で見ているが、早ければ来年下半期から量産可能だろう」と予想した。

news1
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=421&aid=0003895268


個人的には、普段あまりTVみないし、QLEDでもOLEDでもよくない?程度の感想しか持ち合わせていないので、本当はボツにしようと思ったのですがせっかく翻訳したのでご紹介させていただきました。

日本企業のTVのシェアなんてほぼないものと思っていたのですが、ソニーとパナソニックのシェアは結構あるのですね〜。

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