サムスン電子、ファブ市場シェア19.1%で2位

サムスン電子、’ファウンドリ’シェア19.1%で2位…TSMCとの格差減少

  • トレンドフォース”サムスンQ1売上約28億ドル…内部取引40%台”
  • ‘工程汚染’TSMC売上は70億ドル…シェア50%台下回る

サムスン電子が今年1四半期の半導体ファウンドリ(Foundry・委託生産)市場でシェア19%台で業界2位に上がった。ファウンドリ市場の半分以上を占め、数年間’王座’の地位にある台湾のTSMCが今年初め工程汚染などで打撃を受け、サムスン電子との格差も昨年より縮まった。

20日、台湾の市場調査機関のトレンドフォースによると、今年1四半期、サムスン電子のファウンドリ売上は27億8500万ドル(約3兆1498億ウォン)で前年同期比14.4%減少した。しかし、シェアは19.1%に大きく拡大した

サムスン電子のファウンドリ売上には、ファウンドリ事業部のようなDS(デバイスソリューション)部門傘下のシステムLSI事業部が発注したものも含まれている。

売上が減少したのは、昨年下半期以降、表面化した米中貿易戦争とグローバル保護貿易主義の拡散などによる情報通信技術(ICT)市場の下落の勢いのためと解釈される。またファウンドリの割合が高いスマートフォン市場の需要が停滞したうえで’ブルーオーシャン’として脚光を受けた仮想通貨市場の成長の遅れの影響もある。

サムスン電子のファウンドリ売上は昨年より減少したが、市場占有率はむしろ増加した。トレンドフォースによると、昨年上半期基準で、サムスン電子ファウンドリのシェアは7.4%に過ぎなかった。しかし、1年後のシェアは19.1%に10%ポイント以上増えた。

トレンドフォースは報告書を通じて「サムスン電子のファウンドリ売上でシステムLSIなど内部取引の割合はおよそ40%程度」とし、「最近はマルチプロジェクト・ウェハー(MPW)サービスを積極的に広報し、2023年のシェア25%を目標に打ち出した」と明らかにした。

サムスン電子は昨年から、ファウンドリ外部顧客会社の拡大に力を注いでいる。金基南(キム・ギナム)DS部門長副会長をはじめ、チョン・ウンスン、ファウンドリ事業部長たちが直接、多様な顧客企業と接触し、競争力向上に乗り出しているようだ。

昨年2月にはクアルコムと7ナノEUV(極紫外線)工程で5G通信チップ生産分野で協力することにした。2018年12月にはIBMの高性能CPU(中央処理装置)を7ナノEUV工程で大量生産する契約も獲得した。

最近は李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長も直接、ファウンドリを含めたシステム半導体競争力強化を注文するほど関心が高い。李副会長はこの1月、華城事業所を訪問した共に民主党の院内指導部との非公開懇談会で「システム半導体とファウンドリ事業を未来の成長エンジンに育成したい」と強調したことがある。

今年第1四半期、ファウンドリ1位は台湾のTSMCが勝ち取った。TSMCの第1四半期の売上は70億2800万ドル(約7949億円)で前年比17.8%減少した。シェアは48.1%で、昨年上半期(56.1%)と比較して8%ポイント下落した。TSMCは、アップル、AMD、NVIDIAなど世界的な主要顧客会社を多数確保している。

TSMCとサムスン電子のシェアの格差は昨年上半期48.7%ポイントから今年第1四半期29%ポイントに減った。このようなシェアの下落は今年初めに発生した’工程汚染’事故のためと分析される。

業界や外国メディアなどの情報を総合すると、TSMCは今年1月末規格に合わない化学物質を使用して12ナノ、16ナノ生産ラインの稼動を中断した。TSMCはこの過程からウェーハー数万個を廃棄し、これによる損失が5億5000万ドルを越えると推算した。

米国のグローバルファウンドリは前年同期比18.4%減少した売上12億3400万ドルで3位となった。売上ベースのシェアは8.4%だ。グローバルファウンドリはUAE政府系ファンドである’ムバダラカンパニー’が持分100%を保有している企業だ。今年2月にはグローバルファウンドリを所有しているアラブ首長国連邦(UAE)皇太子が韓国を訪問した席で李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長、崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長などと大統領府昼食会で会ったことが知られ’買収合併説’が出回ったりもした。

このほか、他の業者のファウンドリ市場占有率は△UMC(7.2%)△SMIC(4.5%)△タワージャズ(2.1%)△パワー・チップ(1.7%)△VIS(1.5%)△華虹半導体(1.5%)△DBハイテク(0.9%)の順だった。トレンドフォースは今年第1四半期のファウンドリ市場規模が146億ドルで前年同期比約16%減少したと発表した。

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ファウンドリ市場の半分以上を占め、数年間’王座’の地位にある台湾のTSMCが今年初め工程汚染などで打撃を受け、サムスン電子との格差も昨年より縮まった。

韓国経済中の人

工程汚染って何があったのかは以下の関連リンクをご覧ください!
参考 半導体製造大手のTSMCのシリコンウエハーに汚染問題発生Gigagine 参考 TSMC、フォトレジスト材の品質不良で5億ドル超の損失EETimes

一度、品質不良が起こると500億円規模の損失が出てしまうなら、日本から韓国に輸出されているフッ化水素の輸出停止しろ!という雰囲気になっていますが、本当に止めてしまって、他社のものを使って品質不良を起こしたら…結構な大損害を被ってしまいそうです(笑)
韓国国旗日韓レーダー対立で半導体業界緊張 日・米・中に板挟みの韓国半導体産業

他にもキャノンなどが提供している光学系の製品の輸出・技術協力の禁止などもあると韓国は結構痛い目に遭いそうで…

 

それはさておき、

サムスン電子のファウンドリ売上でシステムLSIなど内部取引の割合はおよそ40%程度

$2,785M(約3107.5億円)のうち40%が内部取引ということなので、

$2,785M × 60% = $1,671M…

内部取引を消しても、記事内資料のランキングでは2位であることは変わりない。ちょっと内部取引がなければ順位が落ちるとかないかな?と疑ったのですが…問題なさそうです。

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