製造業、業況展望大幅改善?

経済活力の向上効き目通じたか?… 製造業業況展望BSI10年来最大幅の上昇

  • 韓国銀行、企業景況感指数(BSI)発表
  • 製造業業況展望BSI 11ポイント急騰
  • 2009年9月に世界金融危機以降初めて
  • 米中交渉の期待感+スマートフォン・自動車発売効果

企業が冬を経て春を迎えるだろうか。花咲く3月控え、各企業が業況改善期待感を表わしており注目される。今後の状況が良いと予想した製造企業が10年ぶりに最も多くなったことが分かった。

27日、韓国銀行によると、今月の製造業業況企業景況感指数(BSI)は69で、前月比2ポイント上昇した。先月2年11ヶ月ぶりに最低値である67まで下落した後、反発に成功したものである。

さらに注目すべきは、来月の業況展望BSIだ。来月(3月)、製造業の業況展望BSIは前月比で11ポイント急騰した76だった。これ程の急騰は、世界的な金融危機から抜け出す始めた2009年9月(+11ポイント)以来初めてだ。

BSIは、企業の現在の経営状況の判断と今後の展望を調査し作成される。基準値100を超える場合に肯定的な応答をした企業が多かったという意味だ。100以下ならその反対だ。韓国銀行は、今月BSIのため、12〜19日に全国3696の法人企業を対象にアンケート調査をした。

製造業の今月業況BSIと来月業況展望BSIをみると、製造企業の経済心理が底をつき反発を始め、今後の状況がより一層良くなると期待していると解釈される。

今月製造業況BSIが上昇したのは、製造業の中でそのた他の機械の業況BSI(+8ポイント)と金属加工の業況BSI(+4ポイント)などが上昇したからだ。その他の機械の場合、海外からの石油化学プラント関連機械受注が増えたことが影響を及ぼしたと韓銀は把握した。金属加工の場合、造船などの世界的な需要が増えた効果を見た。

来月業況展望BSIが急騰したのは、米・中貿易交渉の期待感とスマートフォン・自動車など主力産業が善戦するという期待感からだ。電子映像通信(+14ポイント)、化学(+21ポイント)、自動車(+13ポイント)などの業況展望BSIが大幅に上昇した。

韓国銀行関係者は、「新規スマートフォン発売期待感から電子映像通信の業況展望が良かった」とし「自動車大手の新車効果が持続し、自動車の業況展望も良かった」と説明した。

一方、非製造業の業況BSI(70)は、反対に1ポイント下落した。地方自治団体の発注が増加し、建設業の業況BSI(+4ポイント)は上昇したが、電気、ガス、蒸気業況BSI(-5ポイント)、運輸倉庫業況BSI(-14ポイント)などが下落したためだ。電気ガス業の企業の場合、前年比で高い気温のため暖房需要が減ったことがわかった。

ただし、非製造業の翌月業況展望BSI(75)は、前月比5ポイント増加し、2016年9月(+5ポイント)以来、最も急激な上昇を見せた。中国の観光客が増加し、免税店の売上高が回復するという期待があるからだ。例年より暖かい気温で、ゴルフ場・遊園地などの野外活動が増加するだろうという展望も出てきた。

今月BSIの消費者動向指数(CSI)を合算した経済心理指数(ESI)は95.1で、前月比5.8ポイント上昇した。ただし季節要因を除いたESI循環変動値は前月比0.4ポイント下落した92.2であった。

edaily
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=018&aid=0004319055


企業景況判断について、業況(現在)と展望(1ヶ月先)の判断を調査したのが企業景況感(判断)指数で、毎月この時期に韓国銀行から発表されます。
参考 2019年2月の景況判断指数(BSI)と経済心理指数(ESI)韓国銀行

BSIですが100を基準にして、良い・悪いの判断をする指標なのですが、長期平均も判断材料にすることがあります。製造業の場合、業況79/展望82、非製造業の場合、業況75/展望78が長期平均になります。

記事にある2月・3月の内容と比較しますと…
【製造業】
・業況: 2月69 / 長期平均79
・展望: 3月76 / 長期平均82

【非製造業】
・業況: 2月70 / 長期平均75
・展望: 3月75 / 長期平均78

記事を読むと景気が回復したような気分になるのですが、長期平均と比較するとものすごく改善したという展望についてもまだまだという判断している人が多いのではないかと思います。

過去のデータがご覧いただけます。(更新をサボり申し訳ございません)
企業景況判断指数
企業景況判断指数 経済心理指数
経済心理指数(ESI)

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