韓国地域別雇用・失業率 産業の影響がくっきり

‘半導体’利川、道内の雇用率1位…庁舎のない果川、道内の失業率1位

  • 統計庁’18年下半期の市・群別主要雇用指標’
  • 利川、雇用率65.2%記録、京畿道内の1位
  • “SKハイニックス工場など半導体産業の好調の影響”
  • 果川、雇用率全国最下位…失業率、道内最高
  • “再建築および庁舎移転のため雇用率・失業率悪化”
  • 巨済’造船業構造調整’ため失業率全国最高

昨年下半期の雇用指標を置いて、京畿道内の悲喜が分かれた。SKハイニックス半導体工場がある京畿道利川は、雇用率が道内最高値を記録した反面、政府庁舎が移転した果川は失業率が最も高かった。

造船業構造調整の影響から抜け出ることができなかった慶尚南道巨済は、失業率が史上最高値を更新した。

26日、統計庁が発表した’2018年下半期の市・群別主要雇用指標の集計結果’によると、昨年10月現在の利川の雇用率は65.2%だった。道内最高値だ。失業率は2.2%で道内では驪州(ヨジュ)の次に低かった。

利川は、’15~29歳の青年層の就業者割合’も17.0%に慶尚北道慶山(18.0%)、忠清北道清州(17.1%)の後に続いて全国で3番目を、’勤務地基準就業者がより多い地域’集計でも京畿道華城、京畿道平澤、慶尚北道亀尾に続き、4位を占めた。

半導体産業の好況の影響と予想される。利川は、SKハイニックスの本社があるところで、利川-清州-京畿道龍仁を結ぶ半導体ベルト(Belt)の中心的な地域だ。チョン・ドンウク統計庁・雇用統計課長は「地域別の雇用指標に産業に結びつけてはいないが、SKハイニックスなど半導体産業の好調で利川の雇用率などが高いものとみられる」と話した。

反面、同期間の果川の雇用率は52.3%を記録、道内だけでなく全国で最も低かった。失業率は5.5%で、道内最高値を記録し、全国では慶尚南道巨済(7.1%)に続いて2番目に高かった。

果川の失業率は2017年上半期3.3%→下半期4.8%→2018年上半期3.7%と推移し、昨年下半期に5.5%まで落ちた。2013年統計作成以来、果川失業率のうち最も高い数値だ。

統計庁は政府庁舎の移転と再建築の影響だと説明した。チョン課長は「果川経済割合に大きな役割を占めていた行政タウンが移転して関連事業サービスの働き口が萎縮し、失業率が高まったものと見られる」、「雇用率下落の場合、再建築が大規模に行われ、果川に居住していた経済活動人口が近隣地域に居住地を移した結果」と伝えた。

巨済の場合、昨年10月基準の失業率が7.1%まで上昇した。統計作成以来、特定地域の失業率が史上最高値を記録した上半期(7.0%)よりもさらに悪化した。巨済の失業率は2017年上半期2.9%と比較的良好な姿を見せたが、2017年下半期6.6%→2018年上半期7.0%→下半期7.1%の順で上昇してきた。

造船業構造調整の影響だ。巨済は、大宇造船海洋とサムスン重工業が拠点を置く地域だ。チョン課長は「城東造船海洋の影響を受けた慶尚南道統営(2018年下半期の失業率6.0%)をはじめ、慶尚南道が造船業構造調整のために雇用指標が悪化したようす」と分析した。

ただ、韓国GMが工場を閉鎖し、現代重工業が造船所の稼動を中断した全羅北道群山の失業率は3.2%で、上半期(4.1%)比で改善した。自動車・造船など産業の構造調整で失業率が大幅上昇したが、緩急調節している状況だと統計庁は評価した。ただ、群山の雇用率は53.1%で依然として全国最下位圏だった。

一方、全国で失業率が高いところは、巨済(7.1%)、統営(6.0%)、果川(5.5%)、雇用率が低い場所は、京畿楊平(59.7%)、京畿道加平(60.1%)、全羅北道完州(60.7%)だった。

雇用率が高いところは慶尚北道鬱陵(82.7%)、全羅南道新案(79.7%)、全羅北道長水(76.2%)だった。

統計庁は2018年10月14日から20日まで全国20万1000余りのサンプル世帯内の満15歳以上の世帯員を対象に同指標を集計した。現役軍人と義務警察、社会服務要員、刑が確定した刑務所収監者は調査対象から外した。現役軍人が多く居住する忠清南道鶏龍も集計から除外した。

newsis
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=003&aid=0009081100


韓国統計庁から発表された’2018年下半期の市・群別主要雇用指標の集計結果’に関する記事を紹介しました。
参考 '2018年下半期の市・群別主要雇用指標の集計結果'統計庁

発表時に提供された資料のまとめ部分を紹介します。

就業者が増えて何よりですが、65歳以上の臨時職員が増えただけというおまけが付いていたりします。

 

記事内で紹介されていたのは、この画像の左上の「利川」・「果川」、まっすぐ下に降りた薄い緑色の地域の「群山」があります。

韓国GMが工場を閉鎖し、現代重工業が造船所の稼動を中断した全羅北道群山の失業率は3.2%で、上半期(4.1%)比で改善した。自動車・造船など産業の構造調整で失業率が大幅上昇したが、緩急調節している状況だと統計庁は評価した。ただ、群山の雇用率は53.1%で依然として全国最下位圏だった。

群山は、「失業率」が低く、「雇用率」も低い…

  • 失業率= 失業者 / 経済活動人口 × 100
  • 雇用率= 就業者 / 15歳以上の人口 × 100

群山の場合、経済活動人口→非経済活動人口に移動してしまったのではないかと…つまり、働いていた人が仕事を失い失業者になったが、そのまま経済活動要員からフェードアウトしてしまい職探しを諦めた非経済活動要員になっただけなのではないかと思います。(最初の図を参照してください)

地図の左上の「果川」・その下にある「群山」、そして、右下「巨済」が失業率で紹介されていました。

・群山:韓国GM
・巨済:大宇造船海洋・サムスン重工業

という流れなので、今、ホットな話題になっているルノーサムスンの工場がある「釜山」は近々ランクインするかもしれませんね。

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