韓国、石油大手S-Oil、2018年4四半期300億円赤字

S-Oilアーニングサプライズ。第4四半期の3000億ウォンの赤字

原油価格下落・精製マージン縮小直撃。四半期の業績、市場コンセンサスを大きく下回る

S- Oilが昨年第4四半期2924億ウォンの営業損失を出したことが分かった。赤字幅が市場コンセンサスを大幅に上回るなどの実績が急落した。年間営業利益は前年比半分程度に落ちた。

S-Oilは28日、公示を通じて第4四半期および年間の実績を発表した。昨年の同じ期間3693億ウォンを記録した四半期の営業利益は赤字に転換し、1兆3733億ウォンだった年間営業利益は半分の6806億ウォンにとどまった。これは、市場の予想を大きく下回る実績である。証券業界では当初700億ウォン台半ば程度の第4四半期の営業赤字を予想していた。

第4四半期の当期純利益は、2478億ウォンの赤字に転落した。年間当期純利益は、3340億ウォンで、前年比73.2%減少した売上高は年間25兆4633億ウォンで、前年同期比21.9%増加した

原油価格の下落が直撃弾だった。原油価格が急落し、在庫の損失が大きく増えた。精製マージンさえ不振に陥り、主力の石油精製部門の営業利益が大幅に減少した。第4四半期製油部門でなんと5016億ウォンの営業損失が発生した。このうち、在庫の損失だけで3910億ウォンだ。石油化学部門1584億ウォン潤滑油部門509億ウォンの黒字をそれぞれ出したが、全体の営業赤字を防ぐことはできなかった

会社側は今年精製マージンが改善されると予想した。同社は、カンファレンスコールで、「精製マージンは、供給増加に対応するのに十分な需要成長をもとに改善されるものと見られる」と展望した。

続いて「ほとんど新規設備が第4四半期中の稼働が予想され、新規設備による供給増加の影響は限定的」とし「特にIMO(国際海事機関)の2020年硫黄含有量の規制に先駆け軽油需要急増は、下半期精製マージンの上昇に重要なモメンタムになるだろう」と付け加えた。

Money Today
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=261&oid=008&aid=0004166586


石油(石油元売)大手4社の第4四半期の営業損益は全社赤字に転落するであろうと予想されておりました。
原油安ダメージ”韓国石油業界赤字”注意報

当時の記事から抜き出したものですが、製油部門だけの予想されていた営業損益は以下の通りだったのですが、(並び順が業界順位)
・SKイノベーション:▲2090億KRW
・GSカルテックス(非上場):▲1710億KRW
・S-Oil:▲1710億KRW
・現代オイルバンク(非上場):▲600億KRW
S-Oilは▲1710億KRW→▲5016億KRWと赤字が大きくなっています。業界1位のSKイノベーションの赤字がどの程度まで増えるのか気になるところ。2019年もしばらくは厳しい状況が続きますので、他の事業で赤字を減らせると良いですが。。。

こちらは、S-Oilの売上と営業利益推移です。売上高と営業利益が比例していないのは、精製マージンや原油価格が事業の利益に大きな影響を与えているからでしょう。

ちなみに、大株主がサウジアラビアの国営企業アラムコです。
S-OIL【企業基本情報】

アラムコは現代オイルバンクの大株主にもなったというニュースが。
サウジ企業アラムコ、韓国石油元売2社の大株主に

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