[2019韓国業種別予測4:石油化学]内需鈍化・供給過剰懸念

[国内業種別予測/石油化学]内需鈍化・世界的に供給過剰の懸念の声

今年、石油化学産業はインド、アセアン(ASEAN)など一部新興国の産業景気好調が輸出をけん引するものと期待される。しかし、中国発の需要減少と内需低迷の影響で、在庫損失が拡大する可能性が懸念されている。2016年〜2017年の石油化学業界に吹いたスーパー・サイクルが昨年の鈍化の流れを見せたのに続き、今年は事実上終了されるという可能性も提起されている。

最大輸出市場である中国の世界的な輸入量が減少するうえ、米中間の通商紛争の深化など政治的な問題も業界を緊張させている部分だ。これと共に国際原油価格下落が、製品価格下落に転嫁されかねず、業界に在庫損失の拡大につながる危険性も大きい。ただ、国際原油価格の下方安定化が中長期的に持続されれば、国内会社の立場では、原価競争力を上昇させる肯定的要因として働きかねない。

内需部門では自動車、繊維、ディスプレーなどの石油化学製品の需要が大きい中核産業の景気低迷が予告され、業界は否定的な影響を受けるものとみられる。現代経済研究院は「前方の需要産業の景気が減速すると予想され、石油化学産業の内需が前年比減少する可能性がある」と見込んだ。

全世界で大規模な石油化学設備の増設が行われているという点も業界の収益性を悪化させる負担要因だ。北米市場は、シェールガスを精製したガソリン・軽油・灯油製品の生産量が増え続けている。供給過剰による製品価格の下落など、収益性悪化を誘発する不安要因が随所にある状況だ。

「化学産業のコメ」と呼ばれるエチレン価格はもう下落を見せている。韓国石油化学協会によるとエチレン価格はt当たり1200〜1300ドル台で堅調な流れをみせていたが、昨年7月1386ドルでピークに達した後急落している。昨年11月エチレン価格は4ヵ月前と比較して30%も下落した。

反ダンピング(不当廉売)とセーフガードなど中国・インド市場の輸入規制問題もリスク要因の一つだ。昨年10月基準で韓国石油化学製品に対する輸入規制の事例は、13カ国で38件に上る。このうちインドと中国がそれぞれ13件、8件で55.2%に達する。

毎日経済
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=263&oid=009&aid=0004280985

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