現代・起亜自動車、第4四半期業績見通し「バラ色」

自動車販売

  • 輸出増加…第3四半期「アーニングサプライズ」から反転ムード
  • 証券街、現代自動車営業益最大1兆1000億予想

今年第3四半期「アーニングサプライズ」を経験した現代・起亜自動車は、今年年末に反転を図ることができるだろうか。

最近、現代・起亜自動車の第4四半期実績発表を控えて市場の一部で「バラ色の展望」が出ている。その根拠として提示されるのは、第4四半期に入って現れている両社の輸出台数増加と増産の動きだ

25日、韓国自動車産業協会によると、2018年10∼11月輸出台数は、現代自動車は19万7866台起亜自動車は18万3873台を記録した。これはそれぞれ前年同期(16万8659台14万3625台)比17.3%、28.0%増加である。現代自動車の場合、新型サンタフェ、ツーソン、コナなどのスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)とラグジュアリーブランド、ジェネシスG70の輸出が好転し、起亜自動車もエコカー、ニロを含めた中・小型 SUVの販売増加と高い水準の成長を見せた。

今年9月だけでも雰囲気が全く違った。2018年9月の現代・起亜自の輸出台数はそれぞれ8万1221台、6万418台と前年同期(8万1880台、8万9401台)比4.3%、3.2%ずつ減少した。
※訳者注:数字or計算がおかしい?

前年第4四半期比2%程度上がった為替効果で採算性まで改善され、今回の四半期の輸出増加が現代・起亜車の業績に肯定的影響を及ぼすものとみられる。

ここに現代・起亜自動車が第4四半期に入って増産の動きを見せているのも好材料として作用するという意見もある。現代・起亜自動車とユジン投資証券の資料によると、現代自動車の1月〜9月の累計基準超過生産台数(中国を除く)は▲8197台を記録したが、10月〜11月は5万2881台超過生産した起亜自動車は1月〜9月の累積基準超過生産台数が▲13万1435台だったが、10∼11月は2万8551台超過生産した

証券街で提示される今年の第4四半期の予想営業利益は、現代自動車が7000億〜1兆1000億ウォン、起亜自動車が3000億〜5000億ウォン台だ。アーニングサプライズを記録した今年第3四半期の現代・起亜自動車の営業利益はそれぞれ2889億、1173億ウォンだった。

世界日報
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=263&oid=022&aid=0003328963


元データをみたかったのですが、「韓国自動車産業協会」のデータを見るためには有料会員にならないといけないので…確かめることができませんでした。

まず、現代自動車・起亜自動車の財務状況を見てみましたが、確かに2018年第4四半期の予想営業利益は記事の内容と同程度をどこも予想していますが、今年の第3四半期がかなり悪かったため、記事の内容だけで考えるとものすごく良くなったように感じるだけで、記事内の予想営業利益が昨年の第4四半期や他の四半期と比較して、ものすごく良くなったというわけではありません。

こちらは、現代自動車の四半期損益資料

単位:億ウォン2017/09 2017/12 2018/03 2018/06 2018/09 2018/122019/032019/06(E)
売上高242,013245,008224,366247,118244,337252,305239,871263,752
営業利益12,0427,7526,8139,5082,8895,0118,24911,564
当期純利益9,39212,8797,3168,1073,060-2,0339,53810,649
営業利益率(%)4.983.163.043.851.181.993.444.38
純利益率(%)3.885.263.263.281.25-0.813.984.04
ROE(%)65.924.974.733.872.202.44
負債比率(%)143.29138.37135.73139.26139.94144.47146.15
当座比率(%)88.2388.3579.3982.4178.0752.2156.14
資本留保率(%)4733.114804.164808.234853.344789.754,747.594,748.45

こちらが、起亜自動車の四半期損益資料

単位:億ウォン2017/09 2017/12 2018/03 2018/06 2018/09 2018/122019/032019/06(E)
売上高141,077130,056125,622140,601140,743134,732124,444144,669
営業利益-4,2703,0243,0563,5251,1733,8205,9414,593
当期純利益-2,9181,0484,3203,3192,9779436,4915,236
営業利益率(%)-3.032.322.432.510.832.844.773.18
純利益率(%)-2.070.813.442.362.110.705.223.62
ROE(%)4.53.622.382.124.294.275.03
負債比率(%)102.0994.6895.893.5790.4690.0992.06
当座比率(%)80.385.4888.5291.9695.573.6662.43
資本留保率(%)1197.491205.531211.81227.021229.941,235.321,246.69

次に、生産台数が増えても販売台数が増えないことには…と思い、現代自動車と起亜自動車の2017年・2018年の販売台数を見直してみました。データ参照元は自動車各社が発表している毎月の販売実績がニュースで配信されるので、その数字を集めたものになります。

現代自動車(韓国国内・海外販売合計)
2017年1月〜11月販売台数:4,086,002台
2018年1月〜11月販売台数:4,154,353台
前年比1.67%増

こちらが月間売上推移

 2017年2018年増減
合計4,492,6734,154,353
1月342,607334,217-2.4%
2月341,345310,148-9.1%
3月405,929397,041-2.2%
4月364,225391,1977.4%
5月367,969387,0175.2%
6月376,109414,22210.1%
7月333,180339,6942.0%
8月336,625384,44314.2%
9月400,995384,833-4.0%
10月394,078408,1603.6%
11月422,940403,381-4.6%
12月406,671

起亜自動車(韓国国内・海外販売合計)
2017年1月〜11月販売台数:2,508,210台
2018年1月〜11月販売台数:2,567,425台
前年比2.36%増

こちらが月間売上推移

 2017年2018年増減
合計2,735,0522,567,425
1月198,805205,1263.2%
2月227,823195,962-14.0%
3月238,222242,2741.7%
4月209,832240,02814.4%
5月219,128247,17612.8%
6月232,370251,2168.1%
7月216,118230,8786.8%
8月222,740223,6480.4%
9月252,254233,708-7.4%
10月231,275250,2948.2%
11月259,643247,115-4.8%
12月226,842

記事をみた時タイトルに驚いたので、目を通したのですが「バラ色の展望と書け!!」と現代・起亜自動車に脅されたのか???

用語:アーニングサプライズ

アーニングサプライズとは、企業が、市場で予想されていなかった業績や新商品、業務提携などを発表した場合の市場の反応、つまり株価への影響をいいます。
記事内では、第3四半期の業績が予想以上に悪かったという意味で使っていると思われます。

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