現代商船に韓進海運出身の営業社員「投入」

現代商船に旧韓進海運出身が中心となった大規模な外部人材が投入される。2020年黒字転換をためには営業網の再構築が不可欠だが、現在の人材構成では難しいという判断からだ。

KDB産業銀行(以下、産業銀行)の関係者は24日「来年初め、旧韓進海運出身を中心とした外部人員を30〜50人程度募集し、チームで現代商船に投入する」と明らかにした。

・14四半期連続赤字の打開
・産業銀行、外部人材大挙投入
・営業網再構築に腕まくり

現代商船に新たに投入される労力はコンテナ営業部門を中心に構成される。職級は、役員から実務者まで多様に採用という方針だ。韓進海運の出身者が中心となった営業チームは1ヶ月ごとに従来の現代商船の営業チームと成果を比較評価を受ける。産業銀行関係者は「海運路線別に成果評価体系を強化して良いチームは報奨して不振のチームは人材を交代するなど競争力を強化する」と話した。

2013年構造調整が始まった現代商船は2016年当時、ヒョン・ジョンウン会長が経営から手を引き、債権団が出資転換を完了することで、事実上、国の海運会社になった。現在、産業銀行を含め政府の持分が17.58%で筆頭株主だ。

産業銀行が現代商船に大規模な外部人員を投入するのは、革新する必要があるためだ。先月イ・ドンゴル産業銀行会長は「革新しようという考えより依存しようという考えが強い」と現代商船を公開の場で批判したりもした。産業銀行関係者は「このような組織に、外部人材1〜2人を投入するだけでは大きな変化は期待できない」、「既存組織と対等に競争できるチーム単位の組織を投入するのはこのような理由からだ」と伝えた。

産業銀行は外部から人材を地道に投入するという計画だ。現代商船の船隊規模は2022年まで今より2倍以上に増える。このような傾向が続けば、2021年までに人材不足規模が400〜500人に達する。これに必要な人材の大半を外部出身の経歴社員で充当するということだ。

現代商船は今年の第3四半期の営業損失1231億ウォンを記録するなど、今年に入って第3四半期までの累積損失4929億ウォンだ。2015年第2四半期以降14四半期連続赤字を続けている

参照元:釜山日報
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=101&sid2=263&oid=082&aid=0000865233


韓国で経営状態が悪い大手企業の場合、産業銀行から借入れがある企業が大半で、産業銀行は、企業の借入れを資本金に変える手法(出資転換/Debt Equity Swap)で筆頭株主になり、経営への関与をします。その後、経営状態が立ち直った?ところで、他の企業へ売却してしまうなどの対応を取っています。

このような状況になっている有名な企業としては、

  • 韓国GM(自動車)
  • クムホタイヤ(タイヤ)
  • 大宇建設(建設)
  • 現代商船(海運)
  • 大宇造船海洋(造船)

あたりがあります。

産業銀行は、現代商船の経営にもいろいろと口を挟んおり、このニュースはその一環と言えます。全世界に営業網があった韓進海運を潰さずに企業再生していれば、営業網構築など考えなくても良かったのですが….

なお、現代商船は、来年の上半期で債務超過になる可能性が高く、さらなる政府の支援が必要になっており、産業銀行側と現代商船側で交渉が進んでいるようです。

現代商船の四半期・年間の損益などはこちらでご確認いただけます。
現代商船【企業基本情報】

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